食育プログラムと10月の活動
こんにちは。
新宿区保育ルームえどがわ園では、『心身ともに元気な子』『自分で考えて行動する子』『心豊かな思いやりのある子』を園目標に日々の保育にあたっています。
10月は、食育プログラムについてお知らせいたします。
《食育プログラムについて》
保育ルームえどがわ園は、食への関心を広げるため、様々な食育プログラムを行っています。
最近では、えどがわ園のベジトラグを始めました。
「ベジトラグ」とは、木製でできたプランターです。
高床式で通気性がよく、湿気がこもりにくいため、害虫が寄りにくいことや猫等の糞尿の被害にあいにくいことなどの魅力があります。
べジトラグは、5歳児クラスの子どもたちが、保育者と一緒に電動ドライバーを使い、一生懸命組み立てました。
そのベジトラグにリーフレタスを植え、みんなで水やりを行い、愛情をもって育てています。
収穫した野菜は、給食やクッキングでみんなで食べる予定です。
このように、ベジトラグを通して「育てる→収穫→調理→食べる」の流れを連動させ、食べ物の大切さを伝えています。
今秋の栽培作物は『リーフレタス』と『あやめ雪かぶ』で、今後も季節に合わせた野菜を栽培していく予定です。
また月に1度、栄養士と一緒に食育やクッキングを行っています。
乳児クラスではうどん作りを行い、うどんの生地を触ったり、踏んだりして楽しみました。
その日の給食では、自分たちで作ったうどんを食べ、とても嬉しそうにしていました。
その他にも、10月はイタリアやフランス料理、中華料理など様々な国の給食メニューがあり、外国の食への関心も広げられるように、その日の給食のメニューに合った国旗のカードを見たり、その国の言葉で“いただきます”の挨拶をしてみたりしました。
すると、幼児クラスでは国旗に興味を持つ子が増え、自分で絵本を見て様々な国旗を覚える子もいました。
これからも様々な食育やクッキングを取り入れ、子どもたちの食への関心を広げていきたいと思います。
《各クラスの10月の活動》
■ひよこ組(1歳児)
ひよこ組とりす組は、平日の夕方に小学校の体育館を借りてミニ運動会を開催しました。
かけっこ、障害物レース、遊戯の3種目を行いました。
かけっこでは、保育者の笛の合図で元気よく走り、笑顔でゴールテープを切ることができました。
そして、遊戯では、『あたまかたひざぽん』の曲に合わせて踊りました。
練習では、本番と同じようにポンポンを持ち、ノリノリな子どもたちでしたが、本番では、幼児クラスの友だちの前で踊ることに、緊張した様子でしが、人前で踊る体験ができ、子どもたちにとって良い経験になりました。
最後は、メダルをもらい、とても嬉しそうに大事に持っていました。
また、10月は、地域の店にお菓子を貰いに行くハロウィンパレードに向けて、おやつを入れるハロウィンバックを製作しました。
完成したバックを部屋に飾ると、何度もバックを提げ、当日を楽しみにしているようでした。
ハロウィンパーティーで着用する衣装を着て、写真を撮りました。
とても似合っていて可愛らしかったです。
■りす組(2歳児)
ひよこ組とりす組は、平日にミニ運動会を開催しました。
障害物レースでは、保育者と手を繋ぎ長い平均台を渡ったり、大好きなジャンプをしたりとできるようになったことを幼児クラスの友だちの前で披露することができました。
かけっこでは、練習の時から元気に走り、勢いよくゴールテープを切っていたので、当日も幼児クラスの友だちから「がんばれー!」と声援をうけ、笑顔でゴールテープを切ることができました。
リズム体操では、手首にポンポンを付け、『あたまかたひざぽん』を踊りました。
最後に保育者から、メダルを貰うととても嬉しそうな表情が見られました。
ハロウィンの製作では、公園でどんぐりや落ち葉など秋の自然を集め、リースを作りました。
手形をお化けに見立て、好きな色のペンを使い顔を描き、リースの中に吊るしました。
また、オンラインで行っている英語プログラムでは、”ghost”や”skeleton”などハロウィンの単語を学んだり、ハロウィンの物語を見たりしました。
ハロウィンを通して、外国の文化に触れることができました。
■うさぎ・ぱんだ・ぞう組(幼児クラス)
幼児クラスは、土曜日の午前中に小学校の体育館を借りて、運動会を開催し、かけっこや遊戯などを行いました。
幼児クラス全員での「パラバルーン」は、初めて行う3歳児の友だちに経験したことのある4、5歳児の友だちが優しくやり方を教えてあげる姿はとても微笑ましくもあり、たくましかったです。
友だちみんなと気持ちを合わせて頑張って練習を重ね、本番ではパラバルーンを色んな形に変化させることができるようになりました。
3、4歳児は「なんじゃもんじゃ」のダンスを行いました。
楽しい曲調となっており、歌詞の中の面白い言葉に友だちと笑い合い自然と口ずさんでいました。
本番では少し緊張する姿が見られましたが、大勢の人前で一生懸命に踊り、堂々と披露していました。
5歳児は「フラッグ」を行いました。
フラッグ練習では振りを忘れたり、失敗したりしたときはお互いに教え合い、協力し合い、また、「声を合わせよう!」「もう1回練習しよう!」などと声を掛け合いながら自分たちで作り上げました。
本番ではフラッグの風を切る音がきれいに鳴り、技も揃い、嬉しそうに笑い合っていました。
8月から少しずつ運動会に向けて取り組み、運動会が近づくと「かっこいい姿をパパやママに見せたい!」
「みんなで協力して成功させるんだ!」などと友だちと協力し合いながらクラス一丸となり、目標に向かって頑張る姿があり、運動会を通して様々な気持ちの変化を味わったり、達成感を味わったりと成長を感じることができました。
ハロウィン製作ではお菓子を入れる用のカバンをどのようなカバンにするか子どもたちが考え相談し、「かぼちゃカバン」に決まり、作りました。