行事についてと12月の活動
こんにちは。
新宿区保育ルームえどがわ園では、『心身ともに元気な子』『自分で考えて行動する子』『心豊かな思いやりのある子』を園目標に日々の保育にあたっています。
12月は、行事についてお知らせいたします。
《行事について》
新宿区保育ルームえどがわ園では、1年を通して様々な行事を開催しています。
月や季節によって、たくさんの行事を計画していますので、ご紹介いたします。
<毎月>・身体測定 ・避難訓練 ・誕生会
<春>・入園進級式 ・遠足
<夏>・七夕会・夏祭り・サマーアドベンチャー(5歳児のみ)
<秋>・お月見会・運動会・ハロウィンパーティー
<冬>・生活発表会・クリスマス会・お正月会・節分・ひなまつり・卒園式
行事の担当職員が行事のねらいや内容などの企画を考え、会議を行います。
会議では、意見を出し合い、前年度の保護者の方からのアンケートの内容も反映させながら、より良い行事になるよう話し合い進めていきます。
また、担当職員が1人で全ての行事の準備を行うのではなく、職員それぞれに役割を決めたり、全職員で協力したりしながら作り上げていきます。
《各クラスの12月の活動》
■ひよこ組(1歳児)
今年の生活発表会は、保育室全体を“ジャングル”というテーマとし「ひよこのかくれんぼ」と「パンダうさぎコアラ」を披露しました。
本番では初めての大舞台と緊張で泣いてしまう子もいましたが、「ひよこのかくれんぼ」では草むらに隠れ、いないいないばあをして顔を見せるという内容でしたが、ひょっこり顔を出す姿はとても可愛らしかったです。
また、みんなで歌遊びの「パンダうさぎコアラ」を踊りました。
最後は名前を呼ばれ、元気よく返事をしました。
そして、“ジャングル”という保育室全体の装飾作りに向けて、様々な製作を行いました。
絵の具を使い鳥の製作をしたり、野菜スタンプをして木の葉の模様を作ったりしました。
鳥の製作では、絵の具がついた手を見て喜び、その手を嬉しそうに見せてくれました。
また、クリスマスに向けて、クリスマスツリーにオーナメントを飾ったり、窓にクリスマスシールを貼ったりして季節を感じました。
窓にシールを貼ったときは、嬉しそうに指を差して教えてくれました。
そして、保育者がサンタクロースの真似をして「ホッホッホー」と言うと、子どもたちも「ホッホッホー」と言って喜んでいました。
■りす組(2歳児)
今年の生活発表会は、保護者の方と保育者は探検隊になりきり、様々な可愛らしい動物に変身した子どもたちと出会うというストーリーの発表にしました。
発表を行う保育室には、子どもたちの作品や日々の保育の写真、なかなか見る機会がない乳児用の防災頭巾などを飾り、保育室全体をジャングルの装飾にしました。
出し物の内容は、ジャンプの得意な“うさぎ”や英語が話せる食いしん坊な“ぞう”、楽器が大好きな“いのしし”になり、子どもたちができるようになったことや成長した部分を好きな動物になりきり保護者の方に披露しました。
その様子は、とても得意気で堂々とした発表でした。
また、12月の製作は、クリスマスにちなんでトイレットペーパーの芯を使い、サンタクロースとトナカイを作りました。
サンタクロースとトナカイの顔のパーツを切ったり、洋服や帽子の色を決めたりしながら作品を作りました。
■うさぎ組・ぱんだ組・ぞう組(幼児クラス)
今年の生活発表会では幼児クラス全員で合奏「きらきら星」、
3、4歳児が合唱「小さな世界」、オペレッタ「金のガチョウ」を行いました。
5歳児は合唱「虹」、劇「頑張れヤギとトロル」、暗唱「じゅげむ」を行いました。
幼児クラス全員での合奏「きらきら星」は子どもたちから「みんなで合奏したいな」などの意見があったことから、全員で行うことに決めました。
楽器を決めるための相談をクラスごとにした際には、気持ちがぶつかり合うこともありましたが、互いに譲り合いながら楽器を決めることができ、
また、練習を進めていくうちに「こうやってやるんだよ」などと互いに教え合い、協力しながら取り組んでいきました。
3、4歳児の合唱「小さな世界」はいくつか候補を出した中から、子どもたちがこの曲に決めました。
自分たちで決めたこともあり、声を揃え一生懸命に歌い上げる姿が見られました。
5歳児の合唱「虹」はなんとなく聴いたこともある子もいて、すぐに3番まで覚え普段の生活の中でも口ずさむ姿がありました。
3人で心を1つにして歌い、年長児らしいかっこいい姿が見られました。
3、4歳児のオペレッタ「金のガチョウ」は、様々な物語の中で子どもたちが気に入った物語が「金のガチョウ」でした。
オペレッタのCDを流すと楽しいセリフや曲調を気に入り、すぐに真似して歌ったりセリフを話したりしていました。
そして自分の役だけではなく、他学年の劇や友だちのセリフも自然に覚えてしまうほど熱心に練習をしていました。
5歳児の劇「頑張れヤギとトロル」は幼児クラスの部屋に絵本があり、なじみのある物語だったこともあり、どんな演目をするか子どもたちで話し合う際にすぐに決まりました。
配役決めや衣装、背景づくりも子どもたちが協力しながら行い完成させました。
3人がそれぞれヤギ、トロルになりきり、歌やセリフも子どもたちだけで行いました。
5歳児の暗唱「じゅげむ」は、覚えるために紙に書いたものを記憶したり、3人で合わせる練習をしたりして取り組み、本番では、練習の成果が見事に発揮され、保護者の方から多くの拍手をもらい、満足感や充実感を感じていました。
この生活発表会を通じて、友だちと一緒に歌を歌う楽しさや大勢の前で堂々と演じることの難しさや面白さ、達成感などを味わうことができました。
また、クリスマスに向けてクリスマスツリーを飾ったり、室内をクリスマスの装飾で飾り付けたりしました。
クリスマス製作では、好きな色の画用紙を自分で選び、それをじゃばら折りにしてクリスマスツリーとサンタのひげに見立てて製作を行いました。
じゃばら折りが「少し難しい」と言う子もいましたが、保育者と一緒に折っていく中でコツを掴み、最後は自分の力で折ることができました。
ツリーとひげが完成すると、それらを画用紙に貼り、周りに雪や雪だるま、トナカイやサンタの顔などを描いて自分なりにイメージしたクリスマスを表現していました。
また、ツリーにはオーロラ紙やモール、シールなどを使い飾りつけをし、満足がいくまで製作を楽しんでいました。