雨の日の過ごし方
こんにちは。アスク日吉本町開善保育園です。
梅雨に入り、お散歩や戸外遊びをしようと思って準備をしていると、突然の雨で外で遊べず、、、
なんて事は、ご家庭でもよくあるかと思います。
子ども達も外に行く気満々なので、「お外に行きた~い!」と涙する。。。という事は、保育園でも度々見られる光景です。
そんな時こそ、保育士の腕の見せ所です!
お外に行きたい気持ちを受け止めつつ、子ども達が大好きな室内遊びを始めます。
集団である保育園だからこそ楽しめる遊びもありますが、今回は、ご家庭でもできそうな子どもたちが大好きな室内遊びをご紹介します!
【0歳児クラス】
手作りのウォータ―ベッド!
布団圧縮袋に色水を入れるだけででき、子ども達が大好きな感触遊びの場となります。
ひんやり冷たく、水の感触が心地よく、思わずこの笑顔!
【1歳児クラス】
1歳児クラスの子ども達が大好きなのは、新聞紙遊びです。
指先を使ってちぎる・手のひらを使って丸める・小さくなった新聞紙をまとめて新聞紙シャワー。
指先を使う細かい作業から、小さくなった新聞紙をまとめて上に投げるダイナミックな動きまで、全身を使って遊びを楽しめます。
小さくなった新聞紙は、最後にみんなで袋に入れて大きなボールを作って遊びます。
小さくなった新聞紙をお口に入れないように、お気をつけください。
雨の日の室内遊びの一つといえば「粘土遊び!」こねて、丸めて、たたいて、ちぎって、指先に力を込めて、集中して遊びます。
「ドーナツできたよ」「今、お料理作ってるの」と見立て遊びも広がります。
どんどん自分のイメージしたものを形にできるようになり、意欲や自信にもつながる遊びです。
【3歳児クラス】
子ども達が集中して作っているのが「ワミー」という玩具です。
同じ形のパーツを組み合わせて様々な形を作ります。
見本の写真通りの形を作ったり、自分のイメージでネックレスやベルトを作ったりして遊びます。
どんな形にしようかとじっくり考えながら指先を使う細かい遊びのため、とても集中して遊び込む姿がみられます。
マンダラ塗り絵が大好きな4歳児クラスの子ども達。
「どんな色合いにしようかな」「どう塗るとキレイになるかな」枠からはみ出さないように塗れるようになってきた子ども達。
今は、色合いを意識して色塗りを楽しんでいます。
一般のキャラクター塗り絵のように決まった色がないので、自分で色遣いを考えることで色彩感覚を養うことができます。
また、塗りながら図形を理解することで、芸術的・数学的魅力を発見するとも言われています。
マンダラ塗り絵は書店で購入することもできますので、ぜひ、ご家庭にもおすすめします!
5歳児クラスは「ラキュー」が大好きです。
小さなパーツを組み合わせて、様々な形を作ります。
作り方の本を見ながら真似て作るうちに、形の作り方のコツをつかみ、次第に自分のイメージを形にできるようなってきます。
遊ぶ中で、創造力・構成力・集中力が身につきます。
自分のイメージ通りに出来上がると、自信に繋がります。
子どもは、遊びながら学びます。
戸外で十分に体を動かすことも大切ですが、室内でじっくり遊び込むことも子どもの成長には欠かせない大切な遊びです。
梅雨の時期だからこそ、外に出られない閉塞感を感じるのではなく、室内だからこそできる遊びを行い楽しく過ごせるといいですね!