川口市立川口駅前保育園

JR京浜東北線 川口駅東口を出るとすぐ右手にそびえ立つキュポ・ラという建物の最上階の8階にある認可保育園です。園舎に取り囲まれた広い園庭や、室内でものびのび体を動かせる遊戯室など設備が充実しています。こどもたちがみんな仲良く心もからだも元気にのびのび育つよう努めています。

川口駅前保育園の食育活動

毎日の「おいしいね」を大切にしながら、子供たちと向き合っています。

食育への取り組みは、毎日の給食を、楽しい雰囲気の中で、おいしく食べることを大切に進めています。
おいしく食べるためには、安心・安全な旬の食材を手間暇かけて調理することが必要ですし、
特に乳児については個別的な配慮も必要となってきます。
また、お腹が減っていなければどんなものでもおいしくなんて思えません。
楽しい給食の時間にするためには、子どもたち自身が準備に関わり、食事のマナーも意識して食べることも必要です。
また、今食べているものに興味が惹かれればもっと楽しくなります。
川口駅前保育園では、食育がイベントにならないよう、生活に根付いた取り組みを計画的に行い、
生涯にわたって役立つ力へと結びつけていくよう取り組んでいます。

 

食育の目標

保育園での給食や食育への取り組みは、「保育所保育指針」「保育所における食育に関する指針」「児童福祉施設における食事の提供ガイド」「保育所における食事の提供ガイドラインに基づき行っています。

川口駅前保育園では「保育所における食育に関する指針」に基づき、厚生労働省が「食育を通じて子どもに期待する育ちの姿」として掲げている「5つの子ども像」を食育目標としています。

お腹がすくリズムのもてる子ども

「早寝・早起き・朝ごはん」と規則正しい生活リズムをつくり、午前中の主活動では思いっきり体を使って遊び、給食の時間にしっかりとお腹が空くような保育を行っています。

食べたいもの、好きなものが増える子ども

いろいろな食材に興味が持てるような活動を数多く取り入れています。また、メニューの調理に工夫を凝らし、食事の中での「大好き」を増やしていけるよう取り組んでいます。

 一緒に食べたい人がいる子ども

「みんなで食べることは楽しい」ということを、日々の生活の中で当たり前に感じられるよう配慮しています。

食事づくり、準備にかかわる子ども

お当番活動や菜園活動やクッキング保育を通じて、感謝し感謝されるという体験を積み重ね、食事を取り巻く様々なことを自分のこととして感じられる保育を目指しています。

食べものを話題にする子ども

保育園や家庭にて、食材・メニュー・味など食事に関わる会話を通じて、食べることの楽しさを感じるとともに、自分の体を大切にする気持ちも育てていければと思っています。

 

食育への取り組み

*食育推進は職員から

食育は園全体で取り組んでいく活動であり、職員全体が給食をはじめとした食育に対する理解を深めるため、月に一度、栄養士と給食会議を行い、子供たちの食事の様子を伝えています。

日頃から調理職員と子供たちとのふれあいも行い、「作ってくれる人への感謝」の気持ちが育まれるようにしています。

*おなかがすくための生活リズム

乳幼児期の成長に必要な栄養をしっかりとるためには、食事の時間にちゃんとお腹がすいていることが大切になりますし、おいしく食べるにも空腹がとても大切です。

保育園では午前中に園庭やホールでしっかりと体をつかって遊んでいます。食事の準備を始めると「お腹がすいたね」「今日の給食は何かな」と嬉しそうに話し、給食の時間にはしっかりとお腹がすくリズムの形成へと取り組んでいます。

 

*安心・安全でおいしい給食の提供

調理室で手作りしています。

個々の成長に合わせて離乳食やアレルギー食対応、宗教食にも配慮しています。

*子どもとともに作る「食」

お当番活動などを通じて子どもたちが、準備・ごあいさつ・片付けと、責任を持って関わっています。お当番の子どもは朝から、「今日がお当番なんだよ」と楽しそうに、ちょっと誇らしげに話してくれます。

また、菜園活動やクッキング保育などを通じて食に対する興味や関心をさらに深める活動も行っています。

*楽しい給食の時間

心の栄養を摂ることも食事の重要な役割です。楽しい食事の思いでは、メニューや味とともに、一緒に食べた人も大きく心に残っています。

現在ひとりぼっちで食べる「孤食」やみんなが別々のものを食べる「個食」が問題になる中、友だちと一緒に楽しく食べる習慣は、今後の食生活を営んでいく上でとても重要なものになります。

保育園では給食の時間をしっかりととり、クラスみんなで会話をしながら楽しく食べることを大切にしています。

*大切な食事マナー

みんなでおいしく食べるためには、「食器やはしの使い方」「姿勢・食べ方」「あいさつ」などのマナーを身につけることが必要となります。

ただし、厳しくマナーを押しつけてしまい食事が楽しくなくなってしまっては本末転倒です。 保育園では、子どもたち自身が見よう見まねで自然にマナーが身につくように取り組んでいます。

また、マナーについての話などは食事の時間とは切り離して行うなど、指導的な意味合いをもつものはできる限り食事の時間に持ち込まないように配慮しています。

箸について

保育園では一斉にこの時期からとはせず、スプーンやフォークが上手に使えるようになった子どもに対して徐々に、箸へと移行するよう促していきます。

自分でやりたいと思うことが大事なため、はじめはテーブルにフォークと箸の両方を並べておき、箸に手を伸ばしたらお手本を見せて、正しい持ち方を教えるようにしています。

 

*保育園での給食をご家庭へとつなげていくために

保護者の方に、保育園でお子さんが、どのような雰囲気の中、どのようなものを食べているかを知っていただくことがとても大切だと考えています。

そして、「今日は給食で○○を食べたんだよ」という会話がご家庭で日常的にされるようになればと願っています。そのため保育園では、毎日給食の展示を行っています。

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