川口市立川口駅前保育園

JR京浜東北線 川口駅東口を出るとすぐ右手にそびえ立つキュポ・ラという建物の最上階の8階にある認可保育園です。園舎に取り囲まれた広い園庭や、室内でものびのび体を動かせる遊戯室など設備が充実しています。こどもたちがみんな仲良く心もからだも元気にのびのび育つよう努めています。

みんなのオーシャン

最近、海の生物に興味を持ち始めた子どもたち。海の絵本はいつも大人気で、順番待ちが出来るほどです。
「ぼく海が大好きなんだ、みんなで海を見られたらいいのに」との声に「私も海見たいな」「みんなで海見たいね」と大合唱。
「海には行けないけれど、みんなで海のビデオを見ましょうか」と伝えると大喜び。
「オーシャンズ」のビデオ鑑賞をすることになりました。
ガラパゴズ諸島の美しい海や波の音に耳を澄ませたり、イルカや魚たちが勢いよく群れを成して泳ぐ姿に「すごい、すごい」と感動したり、イグアナに驚いたりして楽しみました。
「海の生き物」を製作することにしました。カラフルな魚や亀、クラゲ等をクレヨンで描きました。

子どもたちの提案で、釣りごっこをすることになり、描いた絵を切り抜き、クリップで留め、磁石の釣竿を垂らして、遊びました。
青いビニールシートを敷いて海に見立てて遊びましたが、しばらくすると「海はもっときれいな色だったよ」「海を自分たちで描きたい」と言ってきたので、翌日、模造紙に自分たちの海を描くことにしました。


初めは、好きな色をそれぞれ塗っていましたが、「混ぜるときれいになるかもよ」と一人の子が言うと「そうしよう」「やってみよう」とみんなで色を重ねてみることにしました。


「朝の海」が完成し、満足そうな子どもたち。「このきれいな海に僕たちの魚を飾りたい」というので、壁面飾りにしました。とても嬉しそうに眺めています。

ホールでソフトブロック遊びをしました、初めは3か所に分かれて別々の物を作っていましたが、「みんなで大きな船を作ろうよ」との呼びかけに、「いいね」とそれぞれがブロックを持って集まり、長くて大きな船が出来ました、「さあ、クジラを見に行くよ」と楽しそうにごっこ遊びを始めました。
友だちと協力して作り上げる喜びを感じ、仲間意識も芽生えてきました。

子どもたちの探求心は目覚ましく、今日は「地球儀ボール」で、世界の生物を探す遊びをしました。
「日本って小さいんだね」「クジラがいろんな所に居るね」「この青い所は全部海なの?すごく広いんだね」と目を輝かせながら、地球儀に夢中でした。


園長からプラスチックを食べてお腹が痛くなったクジラの物語を聞きました。テーマは「海のプラスチックごみ問題」です。
少し難しい内容かなと思いましたが、子どもたちなりに理解し、真剣に話を聞いていました。
海の「プラスチックごみを無くすにはどうしたらいいかな?」との問いかけに、みんな手を挙げて答えてくれました。
「ポイッて捨てちゃダメだよね」「ごみはゴミ箱に捨てるんだよね」など、自信をもって答える姿はとても誇らしげでした。


日々の生活の中で身近な自然に触れ、遊びを通して環境問題を分かりやすく伝えていき、興味関心を広げ、生きものや植物、地球を大切にする心が育まれるようにかかわっていきます。

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