絵本プロジェクト
小さな頃、誰もが絵本に触れ、素敵なストーリーに心を打たれたり、お気に入りの1冊があったりしたのではないでしょうか。
想像力や感情力、集中力・国語力・親子でのコミュニケーションなど、絵本を通して得られるものはたくさんありますね。
アスク海浜幕張保育園では、年長クラスがエリアの系列園と共に、10月頃から「絵本プロジェクト」として、日々の保育の中で活動に取り組んできました。
最初は自分の好きな絵本を見付け、好きな場面の絵を描くことから始めました。
描いた絵を「えほんの木」としてホールに飾り、他クラスの子どもたちに見てもらうことで、自分の好きなものを誰かに興味・関心を持ってもらえる嬉しさを味わうことができたように思います。
そこからみんなで話し合って、「じぶんだけのいろ」という絵本を1冊選びました。
ただ描いたり塗ったりするだけでなく、絵の具を主に使った技法(マーブリング、貼り絵、フロッタージュなど)を使ってひとつの絵本をつくることにしました。
製作をすることが好きな子どもたちは、今までやってきた技法を思い出しながら、自分たちでどの技法を使って作るか話し合い、一人ひとりが時間をかけて丁寧につくり、自分なりの表現を楽しみながら、個性あふれる絵本を作ることができました。
完成したものは1つの絵本として、近々エリアの系列園との交流で発表する予定です。
各園の子どもたちがどういった絵本を選び、どの様な取り組みをしてきたのか、そしてそこでまた触れる絵本との出会いも楽しみですね。