子どもたちと過ごしたちょうちょ
保育園の玄関に咲いていた 小さい花を見ていると
もぞもぞと動く謎の虫。
「なにこれ!」「けむし?」「はらぺこあおむしじゃない?」
子どもたちは毎日、あおむしの様子を見るようになりました。
ある時、「せんせい!あおむしがいなくなっちゃった!!」
あおむしはいなくなり、謎の塊。
事務所の前で見守ることになり数日。
気が付けば蝶の姿に!
「ちょうちょだ!」
「あげはちょうっていうんだよ!」
「かわいい!」
子どもたちはその姿に一喜一憂しました。
でも、狭い虫かごの中ではかわいそう。
「とんでくかな?」
「なかなか とばないな」
「あっ!」
それは一瞬でした。
「ばいばい、ちょうちょさん!」
「また、あそびにきてね!」
「なかまといっしょに もりにとんでったんだね」
「また、たまご うみにくるかな?」
身近な自然に触れ、子どもたちの心が動く体験をこれからも大切にしていきます。