2021年度 最後の…
年長クラスの卒園式が終わりました。
感染症収束の目途がなかなかつかない中でしたが、全員参加で開催することが出来ました。
今年度もコロナウイルス感染症による影響で、例年通りの活動を実施することが出来ませんでしたが、一年間、みんなが笑顔いっぱいで登園してきてくれたことをとても嬉しく感じています。
また、年度末はお友達や職員との別れもあります。
悲しい気持ちだけでなく、出逢えたことへの感謝の気持ちを込めて、最終日まで笑顔で過ごしています。
今回のクラスからのお知らせは、2~3月の様子です。
【 ももぐみ 】
2月
階段の上り下りがどんどんスムーズになってきたもも組の子どもたち。
2階ホールで活動する機会も増えてきました。
思い切り身体を動かすだけでなく、ひな人形を見て季節の行事に親しんだり、卒園児の製作を見学したりして楽しんでいました。
3月
大きな画用紙にみんなで絵を描きました。
画用紙いっぱいにベビークレヨンを走らせて楽しんでいた子どもたち。
完成したものを飾ると、拍手をしながら「お~!」と歓声を上げて喜んでいました。
指先を使った遊びを楽しむ姿が増えてきています。
【 いちごぐみ 】
2月
雛祭りに向けて保育室に飾る大きな雛人形作りをしました。
不織布に赤と青の手形をたくさんつけて着物の柄作りをすると大興奮で行うことが出来ました。
また、製作遊びに興味を持つ子も増え、クレヨンで絵を描く時も色々な色を使って楽しむことが出来るようになってきています。
3月
最近、園庭で手をつないで散歩をしたり、小石や虫探しをしたりして楽しむ姿が見られます。
室内では、机上遊びに夢中になって取り込む姿が多く見られるようになりました。
【 みかんぐみ 】
2月
今月の製作はシチューです。
具材をはさみで切りました。
「これはにんじんだよね。」「ピーマンもあったよ。」と会話を楽しんでいた子どもたち。
はさみを持つと少し緊張気味でしたが、切ることに夢中な様子が見られました。
切りたい気持ちが強く、場所が定まらないことも多いので、遊びの中ではさみの活動も入れて練習していきます。
3月
進級に向けて3歳児のクラスで過ごす日を設けました。
初めての部屋とおもちゃに少し緊張気味の子ども達でしたが、遊び始めると緊張も吹き飛び楽しく過ごしていました。
様々なおもちゃに触れながら好きな遊びを見つけているようでした。
3歳児のクラスへ行ってからは、進級することに期待を持ち今まで以上に「お兄さん、お姉さんだから」と、身の回りのことを頑張る姿が見られています。
【 ばななぐみ 】
2月
雪だるまの製作を行いました。
花紙を丸めて、好きな色で帽子をはさみで切ってから目と口を貼り、周りをクレヨンで雪を描きました。
それぞれ表現を楽しみながら、かわいく作ることが出来ました。
3月
今月はコロナ感染の影響でクラスとしての活動が少なかったのですが
久しぶりの友達や保育者と会い、一緒に遊ぶことや話すことを楽しんでいました。
園庭では子どもたちでルールを決めて鬼ごっこを楽しんでいます。
暖かくなってきたので虫探しが再開出来るようになり、目をキラキラさせながらそれぞれ伸び伸びと楽しく過ごしていました。
4月からは4歳児クラスになるということもわかり始め、保育者のお手伝いや身の回りのことを頑張る姿がたくさん見られるようになってきました。
【 ぶどうぐみ 】
2月
出来ることが増え、鉄棒や体操で新しい技に挑戦したり、戸外では竹馬やホッピングを楽しんだりしています。
「一人でやりたい」と保育者の支えなしで挑戦する姿も増えています。
失敗しても繰り返し挑戦したり、友だちと助け合ったりし、成功した時の達成感を感じているようです。
3月
好きな席で食事をしたり、普段とテーブルの形を変えて食事をしたりして給食の時間を楽しんでいます。
机を四角くつなげるとみんなの顔が見え、「レストランみたい」と大人気です。
小さいクラスの子どもたちとも散歩に行き、車や自転車から全身を使って守ろうとしたり、低い位置に枝があると顔の脇を手でガードしてあげたりする姿がありました。
一生懸命小さい子を守りながら帰ってくると「疲れた」と一言。
小さい子たちの前でお兄さんお姉さんになることを頑張っています。
園庭からは隣の家の畑を見ることができ、すくすく育つ野菜に興味津々。
畑仕事をしに出てきた隣の家の方に「何を作っているんですか?」と尋ね、小松菜と教えてもらいました。地域の方との交流も楽しんでいます。
【 めろんぐみ 】
2月
昼夜の寒暖の差はありますが、お昼のポカポカな陽気には春が感じさせられますね。
2月は発表会で披露する予定だった歌とメロディーオンの撮影を行いました。
中止になってしまったことを残念に思いつつも感染症の怖さや仕方がないと理解し、気持ちを切り替えてくれていました。
さすが年長さん、と驚かされます。
また卒園に向けて、階段装飾用の等身大製作をコツコツ行いました。
体の型取りから下書き、色塗りと1つひとつの工程に四苦八苦しながらも楽しみながら取り組む姿には、粘り強く最後までという気持ちが備わったなと感じさせられます。
卒園してしまう寂しい気持ちの反面、製作が完成していくことや就学することへの期待がどんどん高まっている子どもたちです。
3月
桜も咲き始めた3月は、お別れ遠足や卒園式がありました。
お別れ遠足では初めて行く公園に目を輝かせて遊具遊びや鬼ごっこ、だるまさんが転んだなど、身体をたくさん動かして遊びました。
また、レジャーシートを広げての青空給食も大喜びでした。
卒園式では、一年間一生懸命取り組んできた歌に力を入れて、別れの言葉と歌を保護者の皆様に伝えました。
証書を受け取る際の立派な姿にはお兄さんお姉さんになったなぁと感じさせられました。
コロナ禍でいろいろと制限がある暮らしが続きますが、子どもたちには保育園で過ごした日々を糧に楽しい小学校を送ってもらいたいです。