発表会ごっこ

こんにちは。千石第二育成室です。

2年生の女子が中心になって発表会ごっこが行われました。習い事でバレエを習っている子を中心に王子とプリンセスになりきってつま先をピンとさせたり両手を上げてくるくる回ったりと練習しています。
ピアノの演奏を披露する子もいます。キーボードを前に体をうっとり音楽に合わせて動かしながら感情たっぷりの演奏です。

舞台上の練習だけでなく、衣装作りにも力を入れています。白やピンクのリボンを足や手に交差させて巻いたりウエストにもリボンを付けて、普段着のTシャツが華やかなドレスのように変身します。チケット作りもします。「ぜひいらしてください」と書かれた招待状を友達や職員に配っています。
発表会はたとえごっこ遊びでもタスクがたくさんありそのたびに仲間との打ち合わせが必要。準備から本番まででは、演目を決めプログラム作り、衣装や司会、演出や時間配分・・・
相談をする中で意見がぶつかることもあります。みんな本気で会を成功させようと取り組んでいるので話し合いも真剣です!「そんなに長いと私たちの時間がなくなっちゃう!」「その部分はもっとこの場所から舞台に出てこないといけないと思う。」自分の主張を訴えながら時には涙がこぼれる事さえあります。職員は間で話しを聞きながら子どもたちのまっすぐなまなざしを見ながら、この手作りの会が成功したらたくさんの学びがあるなあとしみじみ思います。

「始まりますよー」の声で出演者たちは衣装をまとい、つま先立ちで並んでいます。観客はみなじっと出演者を見ています。育成室の段差もない舞台で踊る姿をみると厳かな雰囲気すら漂います。ごっこ遊びは「ロールプレイング」。この経験で様々な体験と段取り・人間関係を覚えて一つ一つの成長につながっていると実感します。
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