3歳児クラスの様子 野菜水耕栽培(STEAMS保育)
こんにちは!アスク芝公園保育園です!
3歳児もり組のSTEAMS保育の様子をお伝えします。
食に興味を持ちはじめ、「なんで」という言葉が増えたこの時期に、
図鑑を有効活用して、野菜の水耕栽培活動を行いました。
その流れと結果を発表します。
5月中旬に、子どもたちの興味がある野菜を、各ご家庭から持って来ていただき、
水を与えるだけで野菜がどのように変化するのか、実験を行いました。
まず最初に皆で、野菜の育ち方を予想しました。
「花が咲く」「根っこが生える」「葉っぱが伸びる」
「またほうれん草が食べられる」「小さなカブは大きなカブになる」等、様々な意見が出てきました。
次に野菜を見ながら絵を描きました。

自分の野菜の色は何色なのか考えて描いていました。

水耕栽培コーナーが完成しました。
水は毎日替えて、晴れている日には日光浴もさせていました。

時には図鑑を使用して、野菜の種類を調べてみました。

虫が寄ってこないように牛乳スプレーを作ると効果が出ました。

野菜に愛着が出てきて、名前をつける子もいました。

<結果発表>
ブロッコリー、トマト、ほうれん草、凸凹していないジャガイモは腐ってしまいました。
凸凹しているジャガイモは少し芽が生えてきました。

土の中で育たないトマトは変化がなくて枯れることに気付きました。

再生野菜になったのは、水菜、豆苗、ネギでした。


土から顔を出している大根、人参、ラディッシュ、玉ねぎは葉っぱがどんどん伸びました。

人参は縦向きが葉っぱが伸びて、横向きだと少しだけ根が出ていました。

ごぼうやジャガイモ等の土の中に埋まって育つ物は育つスピードが遅く、
ごほうは変化が見られませんでした。
今回は子どもたちの様々な興味を引き出すことが出来ました。
普段食べている野菜はすぐに育つものではなく、時間をかけて食べられる野菜になると感じることができました。
「いただきます」という言葉の意味は、野菜を作ってくれる人たちに感謝をする意味なのだと学び、野菜を残さずに進んで食べられるようになりました。
これからも様々な子どもたちの疑問や興味に触れて活動を取り入れていきます。
