『ごっこ遊び』
2歳児クラスのごっこ遊びを紹介します。
2歳を過ぎると人形のお世話遊びや料理などのごっこ遊びが始まります。
保育室には2体の人形がいますが、この人形は日頃から物としてではなく同じ仲間と
して関わってほしいという保育士の思いから、それぞれ名前を付けてベットや布団を
用意していつも同じ場所にいるようにしています。
見立て遊びも友達と共有し楽しめるように、お世話をするおんぶ紐やエプロン、まま
ごとの具材等、子ども達のサイズに合わせて保育士が1つずつ丹精込めて作っていま
す。
遊びの中で子ども達は、お父さんやお母さんのつもり、先生のつもりになります。
「どうしたの?」「できないの?」「やってあげるね」等、いつも優しくしてもらっ
ていることを、人形や友達にしてあげています。
このようなつもり遊びを通して言葉をやり取りする楽しさを感じ取ることで言葉も豊
かに育まれます。
自分の嬉しい、楽しい経験を通し、人形や友達にしてあげたいという思いが生まれま
す。子ども達の成長の為に良い環境作りに努めています。