7月の活動
新宿区保育ルームえどがわ園では、
『心身ともに元気な子』『自分で考えて行動する子』『心豊かな思いやりのある子』を
園目標に子どもの”やりたい”を尊重し、1人1人の子どもに合わせた対応や援助をしています。
《7月のクラスの活動》
■ひよこ組(1歳児)
7月は、七夕会に参加しました。
七夕会では、製作物を友だちに発表したり、星探しゲームをしたりして楽しむ様子が見られました。
織姫と彦星が出てくるパネルシアターでは興味津々で近くに行き聞いていました。全員で
「たなばたさま」の歌を歌うと体を揺らし、口ずさむ姿もありました。
そして、暑い日には、氷遊びをし、公園や水道水の水にいつも触れ、水が大好きな子どもたちはとても嬉しそうにしていました。
牛乳パックで凍らせて作った大きな氷を持ち上げてみたり、割ってみたりと様々な遊び方を楽しんでいました。
また、最近は簡単な言葉を伝えようとすることが増え、友だちや保育者とのやりとりが盛んになってきました。
玩具で遊ぶ際に取り合いになることもありますが、保育者と一緒に「貸して」と言えることもあり、いろいろな言葉を吸収しています。
8月も子どもの思いに寄り添いながら遊びたい思いややりたい思いを大切にし、手遊びや絵本を読む中でさらに新しい言葉を吸収し、
いろいろな経験を味わえるよう進めていきます。
■りす組(2歳児)
7月は、クッキングでトウモロコシの皮むきをしました。
皮がなかなか剥けず「固いー」と言いながら苦戦する子やトウモロコシの髭がたくさん生えていたので、
眉をしかめながら真剣な表情で髭を抜く子もいました。
トウモロコシが姿を現すと、「あったよー」「見て見て黄色」「大きいね」など黙々と取り組んでいた様子から一変して、
話が止まらず嬉しそうでした。
また、旬の野菜を使いスタンプをしました。
きゅうりやチンゲンサイ、人参など様々な野菜を用意すると、どの野菜を使うか興味津々に観察していました。
特に、オクラは星の形になったり穴があったりと、スタンプした時の形が面白ったようで不思議そうに見ていました。
8月も、野菜に親しみを感じられるよう活動を取り入れ、形や色に興味を持ったり、食への関心を広げたりしていきます。
■うさぎ・ぱんだ・ぞう組(幼児クラス)
「ラキュー」という玩具でさまざまな生き物を作ることが得意で流行しています。
保育室には、ラキュー組み立て方ガイドブックがあり、そのガイドブックを見ながら部品を用意したり、
イメージを膨らませたりして作っています。
「今日は何作る?」などと友だちと作るものを相談する日もあれば、
「今日は1人で恐竜作る!」などと作るものを決め、集中して1人で黙々と作っている日もあります。
恐竜やクワガタ、カメレオンなど日に日に作る種類が増え、気がつけば作品棚がいっぱいになり入りきらないほどです。
また、7月末にある夏祭りの準備で御神輿とワニワニパニックを作りました。
段ボールに絵の具で色付けをしたり、折り紙やハサミ、リボンや毛糸などを使い御神輿の装飾をしたりしました。
8月も、様々な活動を取り入れていく中で、自由な表現をし、
友だちと一緒に活動を進める楽しさや達成感を味わうことのできる環境を作っていきます。