4月の活動
新宿区保育ルームえどがわ園では、『心身ともに元気な子』『自分で考えて行動する子』『心豊かな思いやりのある子』を園目標に子どもの”やりたい”を尊重し、1人1人の子どもに合わせた対応や援助をしています。
■ひよこ組（1歳児）
4月から新しい友だちが入園しました。
初めての保育園での生活に始めは不安や緊張をしている様子でしたが、保育園の雰囲気や生活にも少しずつ慣れてきました。
保育者と一緒に遊ぶ中で自分の好きな玩具を見つけ遊んだり、保育室や校庭での探索活動を楽しんだりする様子もあります。
特に広々とした校庭が開放的で、保育者とかけっこを楽しんだり、花壇の花や虫を見付けてじっと観察したりと子どもたちにとってたくさんの発見がありました。
5月は暖かい日もあるため体温調節や水分補給に十分気をつけながら、体を動かしたり、季節の花や虫に触れたりする中で子どもたちの探求心を育んでいけるよう、戸外活動を積極的に取り入れていきます。
■りす組（2歳児）
3月末から進級することを少しずつ理解し、「お兄さんお姉さんになるの」「新しいお友だちいつ来るの？」と進級することを楽しみにしていました。
４月になり進級し、新しい友だちや環境に少し不安や緊張気味な様子もありつつ、「りす組さんになったんだ～！」「新しいお友だち来たね」と進級した喜びや新しい環境にドキドキワクワクする様子もありました。
入園進級式では、新しく入園してきた友だちに拍手を送ったり、「チューリップ」の歌のプレゼントは元気よく歌ったりしていました。
さらに、クラスごとの呼名では自分の名前が呼ばれると手を挙げて大きく返事をする子や少し恥ずかしそうにする子など様々な姿があり、年上児や保育者に祝ってもらい進級した喜びを味わっていました。
また、1つ進級した自信から、朝の支度やオムツ替えなど身の回りのことを積極的に取り組むようになりました。「お兄さんお姉さんになったからできるんだ！」と自信満々に取り組む姿が微笑ましく、また、成長を感じます。
引き続き、子どもたちが自信を持ち、様々なことに取り組めるよう支え、5月は戸外に出る機会を多く設け、自然に触れたり、体を動かす楽しさなどを味わったりできるような活動を行っていきます。
■うさぎ・ぱんだ・ぞう組（幼児クラス）
進級してから1か月が経ち、昨年度よりもより一層、自分の身の回りのことを進んで行い、異年齢児と遊び関わりを深めています。
今、幼児クラスでは散歩に出かけた時に捕まえたオタマジャクシや蝶、テントウムシなどを飼っています。生き物を飼うにあたり、子どもたちは「生き物の生態」や「生き物が食べる餌」について図鑑で調べ、散歩に出かけた際には飼っている生き物が食べる餌を見つけています。
また、2匹のオタマジャクシに「たまちゃん」と「おたまちゃん」という名前を付け、水替えも積極的に行っており「この2匹が元気に育ってくれるといいな」とオタマジャクシの成長を楽しみに育てています。
これからも様々な動植物を見つけたり、育てたりし、生き物の命の大切さを知ることができる機会を作り、身近な環境に親しみ感動を味わえるような活動を行っていきます。