3月の活動
新宿区保育ルームえどがわ園では、『心身ともに元気な子』『 自分で考えて行動する子』『心豊かな思いやりのある子』を園目標に子どもの”やりたい”を尊重し、1人1人の子どもに合わせた対応や援助をしています。
3月はひなまつり会を行いました。
ひなまつり会ではパネルシアターを用いて子どもの健康を願い、飾るひなまつりについての由来を楽しみながら学びました。
ひなまつりで食べる伝統的な食べ物について紹介をすると見たことや知っている子がいる一方、何故その食べ物を食べるのかの意味を説明すると関心する様子も見られました。
製作発表ではそれぞれお内裏様やお雛様を作り、自分で工夫したことや大変だったこと、こだわったところを保育者や友だちに嬉しそうに発表していました。
また、3月に行われた「お別れ会」に向けて、5歳児が中心となって 1 日の企画を考えました。
午前中に全クラスで公園に行き遊び、昼食は、幼児クラスは校庭でお弁当を食べ、午後からは5歳児のみでクッキングをするという内容でした。
お別れ会が始まり、公園までの散歩道は幼児クラスの子どもたちと、乳児クラスの子どもたちのペアになるよう手を繋ぎ歩きました。
幼児クラスの乳児クラスの子どもたちへの声掛けも優しく、目線を合わせて話しかけることで、乳児クラスの子どもたちも安心して手を繋いでいました。
公園に着き、子どもと保育者で“だるまさんが転んだ”や砂場遊び、滑り台などをし、友だち同士関わり合いながら遊んでいました。
帰園し、幼児クラスの子どもたちは「今日は本当に楽しい日!」「特別感があってわくわくする!」と嬉しそうに昼食の準備をし、食べ始めると「いい天気の中お弁当を食べるって幸せ!」と満面の笑みを浮かべ、手作りのお弁当をきれいに完食していました。
午後に5歳児はクッキングでロールケーキを作りました。
スポンジの生地や生クリームを作るため、順番に生地と生クリームを全員で協力してかき混ぜました。
そして、スポンジ生地に生クリームをのせ、トッピングにバナナとチョコスプレーを添えて完成させました。
出来上がり、おやつの時間になると「自分たちで作ったケーキだから最高においしい!」と大満足の様子でした。
最後に、5歳児から年下の子どもたちにサプライズでプレゼントを渡しました。
年下の子どもたちは、紙飛行機や手作り絵本など5歳児が作ってくれたものを1つ選び、とても嬉しそうにしていました。
また、2歳児クラスの子どもは、もうすぐ幼児クラスになることを理解しているようで、「〇〇ちゃんみたいになりたい!」などと幼児クラスへの憧れをよく言葉にするようになり、進級することを楽しみにしているようです。
お別れ会を経て、成長したことを喜び合ったり、感謝の気持ちを伝え合ったりし、就学や進級への喜びや期待を膨らませている様子でした。