5月の活動
新宿区保育ルームえどがわ園では、『心身ともに元気な子』『自分で考えて行動する子』『心豊かな思いやりのある子』を園目標に、子どもの”やりたい”を尊重し、1人1人の子どもに合わせた対応や援助をしています。
□りす組(2歳児)
5月は紫陽花の製作をしました。
子どもたちが紙粘土を捏ね、楕円形にし、四角く切った様々な色の花紙をストローや指で差し込み、色鮮やかな紫陽花を表現しました。
普段、油粘土遊びをすることがありますが、紙粘土は油粘土より少し硬い素材のため、捏ねる際、「硬いね」と少し驚いた様子でした。ですが、「こねこね!」「冷たくて気持ちいい」と紙粘土の感触を感じ、楽しみながら思い思いの形に丸めていました。
また、花紙の色と枚数は子どもが決め、紙粘土に花紙を差し込むうちに「だんだんお花みたいになってきた!」とわくわくした気持ちで製作を進め、完成すると「紫陽花だ!」と大喜びし、1人ひとりが楽しみながら製作に取り組んでいました。
初めて紙粘土遊びをし「またやりたい!」と大喜びしていたため、紙粘土に限らず、今後も様々な素材を使った遊びを提供していきます。
□うさぎ組(3歳児)
5月はいちご狩りごっこをしました。
長期連休前に絵本や食べ物図鑑を見ていた時にいちごがあり、いちごを見ていた子どもが「いちごって美味しいよね」という会話をきっかけにいちご狩りしてみようとなりました。
いちごを何色にするか、どのような素材でいちごを作るかから話し合いをしました。赤色の折り紙でいちごを作ることが決定すると、すぐにいちごやヘタ作りをしました。作っていくと、「楽しいね」「いちごいっぱいにしちゃおう」と完成を楽しみながら製作を楽しんでいました。
洗濯バサミにいちごをはさみ、実際にいちご狩りをしてみると、「いちご採れた!」と喜び、採れたいちごを友だちと一緒に食べたり、繰り返し遊んだりし楽しんでいました。
生活の中や遊びの中の子どものちょっとした興味や気づきを遊びに取り入れたり、調べてみたりし、活動に取り入れることで子どもの経験を積み重ねていきます。
今後も子どもの興味や関心を見逃さず、拾っていくようにし、充実した保育生活を送っていけるよう、見守っていきます。