7月の活動
新宿区保育ルームえどがわ園では、
『心身ともに元気な子』『自分で考えて行動する子』『心豊かな思いやりのある子』
を園目標に子どもの”やりたい”を尊重し、1人1人の子どもに合わせた対応や援助をしています。
□りす組(2歳児)
7月5日に七夕会が行われました。
子どもたちは七夕の紙芝居に興味津々の様子で、集中して紙芝居を見ていました。
また、パネルシアターでは、織姫と彦星が登場すると、「おりひめ!ひこぼし!」と大喜びし、その後のストーリーも少し理解した様子でした。
「たなばたさま」を歌う際、曲に合わせて左右に体を揺らしたりたり、大きな声で歌ったりして、七夕という伝統行事に親しみを持っていました。
さらに、7月12日に行われる夏祭りに向けて、盆踊りや神輿担ぎの練習をしました。
子どもたちは保育者の真似をしながら楽しく踊り、何度か練習すると1人で踊れるようになりました。
また、折り紙で提灯を作ったり、画用紙に魚の絵を描いたりしたものを飾り、手作りのお神輿を作りました。本番に向けて神輿を担ぐ練習をし、子どもたちは「わっしょい!」と掛け声を言いながら楽しそうに練習していました。
夏祭り本番は、保護者の方と一緒に盆踊りをしたり、出店回りをしたりして1人ひとりが楽しく参加していました。
来月も、子どもの興味関心を引き出せるような活動を取り入れていきます。
□うさぎ組(3歳児)
7月は、暑い日が多く続いていたため、スライム作りやゲーム遊び、ごっこ遊びなど室内遊びの活動を多く取り入れました。
スライム作りでは、洗濯糊やホウ砂を混ぜた通常のスライムの他に、シェービングフォームを加えたスライムも作りました。
2つのスライムの触り心地や匂いの違いを比べてみると、シェービングフォームが入ったスライムは、ふわふわした触り心地でした。
感触が気持ちよかったようで、何度も触って感触を楽しんでいました。
また、ゲーム遊びも少しずつ取り入れ、その1つとして新聞紙じゃんけんをしました。
保育者にじゃんけんで負けたら、自分の陣地である新聞紙を半分に折り、負けるごとに徐々に小さくなるというルールの遊びでした。
はじめは、負けて陣地が小さくなると「やだ!」と嫌がる姿も見られましたが「次は勝てるように頑張ろうね」と保育者が一声かけ、遊びを理解するようになると何度も繰り返し遊び、負ける悔しさだけでなく、勝つことができた嬉しさも味わい、それも含めて楽しんでいました。
今後もルールのある遊びを少しずつ活動に取り入れ、勝敗のある遊びも経験できたらいいなと思います。
子どもの「こうあったらいいのに」の小さな一声を拾い、遊びの幅を広げていけるよう、様々な活動を取り入れていきたいと思います。