3月の様子
新宿区保育ルームえどがわ園では、『心身ともに元気な子』『自分で考えて行動する子』『心豊かな思いやりのある子』を園目標に子どもの”やりたい”を尊重し、1人1人の子どもに合わせた対応や援助をしています。
◆りす
4月から3月にかけて少しずつ散歩へ出かける頻度を増やし、歩くことに慣れたり、交通ルールを理解したりと、1年を通してできることが増え、さらに体力が付いてきました。
体力が付いてきたりす組の子どもたちは、長い距離を歩けるようになり、近隣の施設や公園など様々な場所へ散歩に出かけています。
最近では「今日は○○行きたい!」「もう一回○○行って遊びたい!」などと子どもからのリクエストに応じて散歩を計画することも増え、自然や社会に触れることで視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感を感じることを楽しんでいます。
また、散歩をしていると、保育園の中では会えないたくさんの人に声をかけてもらい、「こんにちは」や「さようなら」などと、子どもたち自ら挨拶をする姿が多く見られます。さらに警察官や宅配業者の人など、さまざまな仕事をしている人たちを見て、仕事内容について疑問に思ったり、憧れの気持ちを持ったりと、社会性や協調性を身につけながら大きくなることや進級することを楽しみにしている様子でした。
◆うさぎ組・ぞう組
日に日に寒さも和らぎ、昼には暖かさを感じられるようになりました。
今年度最後の月を迎えるにあたり、子どもの成長を改めて感じる毎日です。
ごっこ遊びをしている子どもの様子を見ると、1年前より言葉の数が増え、今では、保育者が関わらずとも友だちとのコミュニケーションもとれるようになり、1年の成長をしみじみと感じています。
また、3月に入り、子どもたちは、「もうすぐぱんだ組!」「もうすぐ小学生!」と進級・進学への期待に胸を膨らませながら、毎日遊びに活動に元気に過ごしています。
その中で、3月も様々な活動に取り組みました。
まずは、文字に興味を持ち始め、自分の名前を読むことができるようになりました。絵本やお店の看板に自分の名前と同じ文字を見つけると、嬉しそうにし、身の回りで文字探しすることの楽しさを感じるようになりました。
文字がたくさんある新聞紙から文字探しをすることも楽しみ、見つけた達成感を味わえるよう見つけた文字に丸を書き、丸が増えると「こんなに見つけた!」と嬉しそうにしています。
また、花屋で植物を子ども自身で購入し、育てる経験をし、水やりも毎日の日課として行っています。
花が開いたこと、花が枯れることなど花の生長の変化を見つけることに楽しさを感じるとともに、大事に育てることの大切さや花もみんなと同じように命があることを知り、より大切に育てようとする意識が芽生えています。
そして、手洗いうがい指導も受け、健康にいるために清潔にすることの大切さを学びました。
ただ、うがいをするだけでなく、戸外から戻ってきたら「ガラガラうがい」、食事後は「クチュクチュうがい」と場面によってうがい方法を分けることの意味を知り、今では自身で使い分けてうがいをすることができるようになりました。
4月当初は、保育者と一緒に遊ぶことが多かった子どもたちでしたが、今では、子ども同士で遊びに誘い合い、自身でやってみたいことを遊びに繋げたり、アイデアを出し合いながら遊びを楽しむことができるようになりました。
4月からの子どもたちの成長も楽しみにしています。
1年間、ブログをご覧いただきありがとうございました。
みなさまに少しでも子どもたちの笑顔や楽しい活動の様子が届けば幸いです。
来年度からも子どもたちの元気な姿を掲載していきますので、お楽しみに!