5歳児クラス Tシャツ染め
今月は5歳児クラスぞう組で行った「Tシャツ染め」の様子をお伝えします。
年長児になると、全ての行事が保育園生活最後となります。
そこでぞう組さんは、行事で着るクラスTシャツを作ることにしました。
Tシャツをつくり始める前に、「どうしてみんなで同じ色や同じ模様のTシャツをつくると思う?」と保育者が問いかけると、「毎年、ぞう組さんになると着ていたからだと思う。」や「みんなで着ると可愛いからだと思う。」と個々に思いついたことを答える子ども達。
「Tシャツをつくりながらもう一度考えてみようか!」とTシャツ染めがスタートしました。
Tシャツを自分の手で塩水につけて洗濯をし、絞りました。濡れて重みのあるTシャツを絞ることが難しく「どうやって絞ったらいいのかな?」や「両手でギューッと絞ったらいんじゃない!」とお友達と助け合いながら絞ることができました。
輪ゴムの括り付けでは、丸模様をつけたい場所を考えながら一生懸命な表情をして輪ゴムを括り付けていました。「てるてる坊主が沢山できたね!」と笑い合う様子も見られました。
いよいよ染料をTシャツをかける工程にはいると、白いTシャツがどのように染まっていくかを楽しみにしながら、慎重に染料をかけていました。だんだんと染まっていくTシャツに「スゴイ!どんどん緑色になっていくよ!」と喜びの笑みを見せていました。
そして最後に輪ゴムを外し、Tシャツを広げてみると「綺麗な丸の模様ができてる!」「輪ゴムでとめた所は白になるんだね!」「いい感じに染まったね!」と次々に完成した喜びを保育者やお友達と共有していました。
Tシャツ染めを終えた後に、最初の保育者からの問いかけについてもう一度、みんなで考えてみると、「わかった!きっと行事はみんなで協力してやるからだと思う!」や「みんなで同じTシャツを着るともっと心が一つになるからだと思う!」と、ぞう組さんみんなの想いが詰まったTシャツをつくることができました。
みんなの心が込められているTシャツを着て、今年度も様々な行事を行いぞう組さんの思い出に残るようにしていきたいと思います。