食育活動
今月は12月に行った『豆腐作り体験』と、『おもちつき』の様子をお伝えしたいと思います。
・豆腐作り体験(5歳児クラス)
豆腐屋さんから、豆腐が好きかどうかの質問があると、張り切って好きだという事をアピールしていた子どもたち。
大好きな豆腐を作るという事で、子どもたちも興味津々でグループに分かれての体験が始まりました。
まずは、豆乳を鍋に入れて温めます。
温まった豆乳の匂いを嗅ぎ、子ども達は「お豆腐のにおいがする。」と驚いた様子でした。
そっと、やさしくかき混ぜていきます。
次に、『にがり』を入れ、かき混ぜていきます。
『にがり』は、へらに伝わせながら少しずつ慎重に入れ、
少しずつ固まっていく様子を、みんなで真剣な様子で見ていました。
固まってきた豆乳を、木型に詰めていきます。
最後に、蓋をして押し固めます。
豆腐屋さんのお手本を見ながら、皆で押して水分を抜いていきました。
豆腐が出来上がると、みんな嬉しそうな様子で見たり、触って感触を確かめたりしていました。
おやつの時間に、作った豆腐とおからのクッキーをみんなで頂きました。
しっかりと味わい、「自分たちで作ったお豆腐美味しい」と嬉しそうでした。
普段、何気なく食べている豆腐ですが、何から出来ているのか、どうやって作るのか、
その大変さや有難さなどを体験しながら知ることが出来ました。
・おもちつき(4、5歳児クラス)
毎年恒例の園行事で、お餅をついた後に鏡餅を作ります。
みんなで元気に年越しを迎えられるよう、一人ひとり「よいしょ!よいしょ!」の掛け声に合わせて杵でついていきます。
周りのみんなは、元気な掛け声で応援しています。
出来上がったお餅を鏡餅の形に整えていきます。
「やわらか~い!」「ほんとにお餅になってる!」とつきたてのおもちの感触を楽しみながら、嬉しそうに話す子どもたちでした。
もち米からおもちになる過程を体験したことで、年越しの行事を身近に感じる事が出来ました。
この他にも、園では様々な食育活動を行っています。
食べることだけでなく、作ることや育てること、体験することで興味や食への関心を高めています。