アスク日吉本町開善保育園

地下鉄グリーンライン 日吉本町駅から徒歩5分弱、閑静な住宅街にある認可保育園です。園庭や屋上、近くの公園で身体を思いきり動かして遊んだり、室内では手指を使った製作に取り組んだりして毎日楽しく過ごしています。「未来(あす)を生きる力を培う」の保育理念のもと、元気な心と体を育んでいます。

ベビーアスクの取り組みについて

こんにちは。アスク日吉本町開善保育園です。
11月に入り朝晩の冷え込みが激しくなり、少しずつ秋らしい気候となってきましたね。

今月は、「ベビーアスク」の取り組みの様子についてお知らせします。
「ベビーアスク」とは、絵本と食育を組み合わせた0~2歳児向けプログラムです。それぞれのお子様の発達に合わせ、視覚・聴覚・嗅覚・味覚を刺激し、五感から脳の前頭前野へ情報を伝達することで感覚・思考や感情を育み、言葉がけやスキンシップにより「オキシトシン=愛情ホルモン」の分泌を促し愛着・信頼関係の形成を促し「未来(あす)を生きる力」のベースになる、心の発達や人間関係を構築する力を培います。

絵本の読み聞かせを軸に、ふれあい遊びや食育活動を展開します。絵本のテーマや内容に関連した手遊びや、絵本に登場する食物を触ったり味わったりといった食育活動を通して、五感を養うと共に、『おどろき』『わくわく』『よろこび』など心の内に湧き上がる様々な感情の実体験をします。

一か月毎にテーマがあり、絵本の読み聞かせ、手遊びなどを繰り返し行ったり、テーマの食材に触れ給食で食べたりします。

【取り組みその① 絵本「やさいさん」 食物「ピーマン・なず」】
日々の保育の中で、「やさいさん」の読み聞かせを行い“野菜”に親しみをもち、ピーマンとなすに触れた後には、給食でカレーで食べました。
このピーマンとなすは、幼児クラスのお友達が育てた園でできたものです。苗から育っていく様子を乳児クラスの子ども達も見ていたので、生長していく様子もみてからの活動ができました。
竹 ピーマン.jpg
「ピーマンだね」「みどりだよ」などど、野菜の名前や色を言葉で表現していた1歳児クラスの子ども達。
竹 なす.jpg
見て、触って、食材の感触を楽しむ様子も見られました。
梅 ピーマン.jpg

2歳児クラスの子は、匂いも確認。大きさの違いにも気づき、友達と比べっこをしている姿もありました。
同じ活動でも気づくポイントに成長を感じます。
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お昼のカレーに入っていた“ピーマン”と“なす”。活動で触った大きさとは違い、小さく刻まれているのを見つけ「こんなに小さくなったね」と教えてくれた子もいました。
野菜に触れたことで、身近に感じ、いつも以上においしくいただきました。

【取り組みその② 絵本「ばななさんがね」 手遊び「くいしんぼのゴリラ」 歌「アイアイ」  食物「ばなな」】
子ども達にとっては、おやつなどでも食べている身近なバナナ。でも、いつも子ども達の手に届くときには小さく切られています。
そのまま一本は初めて触った様子の子もいました。
松 ばなな.jpg
「これはなんだろうな~」興味深そうにばななを見つめています。(0歳児クラス)
竹 ばなな(みる).jpg
「バナナは知っているけど、、、このまま触るのは初めて。ちょっとずつ触ろうかな。。。」
最初はおっかなびっくり、ちょんちょんとバナナに触れる1歳児クラスの子ども達。
竹 ばなな(触る).jpg
慣れてくるとぎゅっとバナナを握りしめようとする姿も、、、。「そ~っと持つんだよ」と伝えると、力加減を意識して優しく持ってくれました。
梅 ばなな(匂い).jpg
ばななの皮は、どんな匂いがしたかな?食材に触れる機会が重なると、食材への興味や関心が深まります。
梅 ばなな(むいた後).jpg

2歳児クラスの子は、皮むきまで経験しました。皮をむくと、さらにバナナの香りがします。
皮をむきながら「いいにおい~」を香りを楽しんでいる姿も見られました。

バナナに触れる時には、一人一本ではなく数名で一本のバナナの観察をしました。「一緒に触ろうね」と保育者が子ども達に伝えると、『一緒』というフレーズが心地よく感じたようで「いっしょ、いっしょ!」とお友達と仲良くばななを触る子ども達の姿も見られました。
その日のおやつでは“バナナ

【取り組みその③ 絵本「りんごごろごろ」 食物「しいたけ」】

しいたけは、栽培セットを1.2歳児で育て毎日霧吹きをかけお世話しました。「大きくな~れ!」とお当番が愛情を込めて育てていきました。

“本当にここからしいたけが生えてくるの??”と不思議そうな子ども達でしたが、毎日毎日水やりをしていくうちにすこしずつしいたけが生えてくる様子をみて、
驚きとともに、大きくなっていく様子を楽しみにするようになりました。
梅 しいたけ.jpg

少しずつしいたけが生え、朝になる度にどんどん大きくなっていきます。
きのこに霧吹きをかけるのが、毎日の日課になりました。

いよいよ食べごろになり、収穫です。
竹 しいたけ(触る).jpg

こんなに大きくなったしいたけ。みんなの手よりも大きく育ちました!
竹 しいたけ(さく).jpg

触ったあとは、さいてみました。
小さくちぎり、並べたり、さらに匂いを嗅いでみたり、五感を使ってしいたけを感じていた子ども達。

※ちょこっとエピソード:・・・最初は、しいたけを見て触るのを嫌がっていたAちゃん。でも、隣のお友達がしいたけを触っている姿をじーっと見つめ、興味を持ち始めたようです。そこで、小さくちぎったしいたけをそっと差し出すと、それを手に取り「どうぞ」と保育者にくれました。最初は嫌だったけど、お友達が触れている様子をみて触ってみたくなったんですね。集団生活だからこその刺激ですね。
竹 しいたけ(食べる).jpg

しいたけは、おやつで炊き込みおにぎりで頂きました!ここでも、しいたけに触れた経験を思い出し、大好きなきのこの歌を交えて「♪き・き・きのこだね!」「きのこ入ってるよ」と教えてくれました。

今月は、「お米」をテーマに活動を行う予定です。
身近な食材に触れ、興味や関心、食への意欲にさらに繋げていきたいと思います。

来月は、幼児クラスで行っている「STEAMS保育」の取り組みの様子についてお知らせします。

また、11月24日(金)9:30より、地域の方もご招待し「メロディパーティー」のみなさまによる音楽会(歌や音楽劇)を開催します。

HPの「保育園からのお知らせ」にて詳細をご案内しております。ぜひ、多くの方のご来園をお待ちしています。来られる方は、応募フォームからお申込み下さい。

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