SDGsの取り組み
今回は今年度アスク本牧保育園で取り組んでいるSDGsについて紹介します。
今年度アスク本牧保育園では、「子どもたちと一緒に考えるSDGs」をテーマに、
SDGs17項目の中で子ども達に身近な項目について、分かりやすく伝える活動をしています。
「5,ジェンダー平等を実現しよう」について、「男の子だから、女の子だから」
ということにとらわれずに、自分が好きな物を好きって言えることは素敵だね!
という事を、劇を交えながら子ども達に伝えました。
また、世界中には様々な国の人がいて、見た目も考え方も違うけれど、お互いを理解して仲良く
暮らせるといいね!というお話をした後、「ちいさなせかい」を手話をしながらみんなで歌いました♪
劇が楽しくて最初は笑っていた子ども達も、ジェンダーについてそれぞれが考えながら、先生のお話を
真剣に聞いていました。
「12,つくる責任 つかう責任」について、牛乳パックを利用して紙すき(紙作り)体験をしました。
使った道具はこちら↓
牛乳パック、ペットボトル、バケツ、豆腐のパック、生ごみ用の水切り袋などを使います。
1、牛乳パックを切り開いて平らにして、つるつるな面を取り除いた紙を細かくちぎっていきます。
2、細かくちぎった紙を、水を入れたペットボトルに入れていきます。
「ペットボトルにはいるくらいちいさくちぎろう」
3、ペットボトルに入れたら、紙が水に溶けるようにシェイクします。
友だちと協力して、たくさんシェイクしました。
「いっしょにやるとたのしーい♪」
「とけているかな?」途中で確認しています。
「とけておみずがしろくなってる!」
4、ある程度溶けたら、バケツに出しました。
バケツに出した紙を観察しています。
「かみのまわりがフサフサになっているー!」
5、バケツから水を切りながら紙を取り出して、豆腐パックに詰めていきます。
「さっきちぎったときよりかみがやわらかくてふわふわ」
「てについてちょっときもちわるいなー(笑)」
6、豆腐パックに入れて水切りをして、四角く成形した紙を乾かして完成!
乾いて出来上がった紙にペンで絵を描いて楽しみました。
たくさんの工程を経て紙が作られていることを実際に体験することで知り、
普段使っている紙も大切にしようという気持ちが芽生えた子ども達でした。
紙すき(紙作り)体験の後は、リサイクルに関する2択クイズを楽しみました。
リサイクルによって意外なものに変身するものもあり、正解を聞いて子ども達からは驚きの声が!
使い終わったものも捨てずにリサイクルすると、いろいろなものに生まれ変わることを
クイズを通して知ることができました。
みんなの住む地球で、いろいろな人がよりよく暮らしていくために、身近なところから
自分が出来る事は何かを考えられる子ども達になれるように、これからもSDGsについての
活動に園内で取り組んでいきたいと思っています!