幼児生活発表会の様子
こんにちは。
今回は2月に行った幼児クラスの生活発表会の様子をご紹介します。
幼児クラスの発表会では、普段楽しんでいる絵本を題材にした劇遊びと合唱／合奏を披露します。
☆3歳児クラス『せっせ せっせ』『しあわせならてをたたこう』
『せっせ せっせ』の絵本は夏前からクラスで読み始めていて、うみ組さんと同じ青色帽子をかぶった子どもがたくさん出てきます。
「これ○○くん！」「私これ！」と絵本の中に自分の姿を重ねながら、園庭の砂場でお山を作る時に真似をしたりして、親近感を持って楽しんできました。積み木やブロックを高く大きく積み上げたりする遊びが好きな姿や、普段の遊びのような雰囲気で楽しんでいる様子をこの発表会を通して披露しました。
☆4歳児クラス『にじいろのさかな』『にじのむこうに』
10月の運動会が終わった後から少しずつ保育者と子どもたちで話し合いながら題材を決め、絵本の中には出てこないピンクや黄色などの様々な色の魚を追加し、12月にみんなで話し合って役を決めました。
それからセリフを覚え、衣装や背景を作りました。背景は友達と「ここ、この色混ぜた方が海っぽいよー」などそれぞれ想像した海を共有し合いながら楽しそうに製作していました。セリフは友達と遊びの中で教え合ったり、言い合ったりしながら楽しく発表会ごっこをしてきました。
最後には『にじのむこうに』を合唱しました。
☆5歳児クラス『ミッキーマウスマーチ』『くつのなかのねずみ～おんせんりょこう～』
年長児は合奏と創作劇を披露しました。
合奏は色々な案の中からみんなで『ミッキーマウスマーチ』に決めました。使う楽器を自分たちで決め、リトミックでも行った演奏を思い出しながら遊びの中で行っていました。
保育者が言わなくても自主的に練習をしたり、「ここはこうやるんだよ」と友達同士で教え合ったりしながら行っていました。
劇は、まず昨年の続きのお話にするか、新しいお話にするかを考えるところから始まり、続きにすることに決めると、どうやって前回の話につなげるか、どんな内容にするのかをみんなでたくさん悩みながら意見を出し合って決めていきました。
また、アスク岩戸北保育園の園目標を子どもたちなりに理解して、劇の中のテーマの一つとして取り入れています。グループで話し合い、セリフを考えたり、小道具を作ったりして、保育者の力を借りず自分たちで考えて作っていきました。
1年の集大成ともいえる生活発表会。
普段の生活の中で楽しんできたことを、非日常の体験として子どもたちが緊張感やワクワク感など様々な感情を抱きながら披露する姿は成長を感じられます。