幼児クラス劇場ごっこ
12月に幼児クラスによる劇場ごっこがありました!
異年齢の3チームで絵本「ノラネコぐんだん きしゃぽっぽ」「ロビンの赤いベスト」「へんしん おばけ」を題材に、やりたい役からどんなセリフにするか等、話し合いをしながら決めました。
その中で、やりたい役が被ると「違うのにするからいいよ!」と譲ったり、「(同じ役が)2人いてもいいよね!」などと、これまでに劇を経験したことがある、もり組(5歳児)・ほし組(4歳児)の子どもたちがリードしながら、初めて参加するそら組(3歳児)に「どんな服にしたいの?」「こうしたらいいかもよ?」などと衣装や道具作りの場面で寄り添おうとする姿が印象的でした。
アスク上目黒保育園の劇場ごっこでは、お家の方にお客さんとして来場して頂き、受付から会場案内までも子どもたちで役割分担をしています。
開演前のアナウンスは、子どもたちでどんな風に見て欲しいかを考えた内容をアナウンスします。
チームによってさまざまに異なる伝え方があり、クスッと笑ってしまう場面や、体験したことをもとに考えたんだなぁと感心する場面もあり、見どころの一つでもあります。
リハーサルでは、乳児クラスの友だちや保育者がお客さんとなって見に行きました。
いざお客さんを目の前にすると「ちょっと恥ずかしい・・・・」と緊張する姿も見られましたが、緊張しながらも自分の役を最後まで演じきったり、周りの友だちが耳元でこっそり教えてあげたり、助け合う姿が印象的でした。
本番で、お家の方がお客さんになって来てくれた日は、より緊張を感じている姿もありましたが、昨年は緊張してセリフが言えなかったり、前に出ることをためらっていた子どもが、今年はお兄さんお姉さんとして年下の友だちを安心させてあげようとしたり、昨年よりも気合をいれて更に役になりきっていて、一人ひとりの大きな成長の姿を感じることができました!
劇場ごっこを通して子ども同士で助け合ったり、協力したりする姿からは沢山の成長がありとても感心しました。
劇を終えた後の子どもたちからは「楽しかった!」「大きな声で言えた!」「緊張したけどお名前は頑張れた!」と、頑張れた事を思い思いに感じている姿があり、大きな自信につながった事だろうと思います。
劇の最後には担任からサプライズで手作りのメダルが渡されました。
首にかけてもらうと「見てみて~メダルもらったんだぁ!」とキラキラ輝く笑顔で見せてくれました♪
☆アスク上目黒保育園の素敵ポイント☆
子どもたちが主体となって日々の遊び、活動ができるように、行事では保育者と子どもで話し合う場面を設けています。
子どもたちのアイディア・発見・意見を尊重しながら、自分たちで決めたり、選んだ事に向かって進むことで「できた!」と子ども自身が感じられるような保育を大切にしています。
劇場ごっこでは、保育者が台本を作るのではなく、子どもたちで絵本の場面に合わせて言いやすいように自分で考えたり、すくわくの取り組みを活かして音の表現を相談したり、衣装・道具も自分でどんな風に作りたいのかを考え創りあげます。