7月の様子・木育ワークショップについて
こんにちは。アスク上石神井保育園です。
今月の園の様子をお伝えします。
ひよこ組
お花が大好きなひよこ組の子どもたち。
散歩先に咲いているあじさいや、玄関前に咲いているひまわりに興味津々で手を伸ばすなど季節のお花を楽しむことができました。
また、玄関前ではなすやきゅうりなどの野菜やビオトープのメダカなどもじーっと観察し、指をさしたり、拍手をしたりする姿が見られました。
最近は雨が降ったり、気温が高かったりしてなかなか外に出ることができない日が続いていますが、
室内では木育ワークショップで頂いたヒノキの葉っぱを触ったり、端材で音を立てたりして楽しんでいます。
りす組
先月のブログで野菜に触れる姿をお伝えしましたが、りす組の子どもたちは幼児クラスが栽培している野菜にも興味津々です。
園庭や散歩に行く道のりで毎回野菜の観察をしています。
「ピーマンあった!」「なすは?」と友だちとの会話を楽しみながら一緒に観察しています。
またビオトープのメダカに「いってきまーす」と声を掛けるなど様々な物に興味を持っています。
最近は猛暑が続き室内で過ごす日が増えてきましたが、今月からは待ちに待った水遊びがはじまるので、
子どもたちがどのような姿を見せてくれるのか楽しみです。
こあら組
オクラやパプリカを育てていて、生長をとても楽しみにしているこあら組の子ども達。
水やりをしながら「お野菜さん、喜んでるね!」と友だちと顔を見合わせています。
日々観察しながら実の色が変わったことなどを発見し、優しく生長を見守っています。
また、先日は給食に出た小松菜の茎を使って野菜スタンプを楽しみました。
絵の具を付けてスタンプするとバラの花のような模様ができ、嬉しそうに何度も押す姿が見られました。
野菜に触れて興味をもつことで、給食に出てくる野菜も食べてみようとする姿が見られている子ども達です。
きりん組
きりん組の子ども達は絵の具と模造紙を使用し、お絵かきを楽しみました。
友だちと色を譲り合いながら塗り、「紫になった!」などと色が混ざる様子も楽しんでいました。
完成した絵を見て子どもたちから「ジャングルみたい」と声が上がったので翌日は、
動物の塗り絵をおこない、糊を使用して好きな場所に貼りました。
ぱんだ・らいおん組
室内で育てていたアゲハの幼虫がさなぎになり、そして蝶になりました。
「さなぎになって3日、、、5日、、、8日、、、」と、毎日数え、蝶になるのをずっと楽しみにしていました。
休み明け、虫かごを覗くときれいな模様のアゲハ蝶。
「無事に育てられた!」「本当に蝶になるんだ!」と、子どもたちは大喜びです。
さて、少しして年長児のらいおん組から、「観察できたし、外に放してあげよう」と声が上がりました。
しかしそれを聞いた何人かの年中児のぱんだ組は、「なんでよ!もっと見たいよ!」と反論します。
「ずっと虫かごの中だと飛べないし餌もない。羽も傷つく。外の方が幸せだよ」と諭すらいおん組。
それでも、「ずっと飼ってたのに外に出す方が可哀そう!」とぱんだ組も譲りません。
そこで、窓を開け、部屋の中に放し、アゲハ蝶が部屋に留まるのか、外に出るのか、選べるようにしました。
しばらく室内をひらひらと舞い、やがて外へ。
「ああ!」と歓声なのか叫び声なのか、様々な感情が入り混じる声。
空に向かって飛ぶアゲハ蝶を見上げ、みんなで「元気でね!」と、さようならをしています。
放した後、「みかんの木があるから、また戻ってきて卵を産んでくれるよ」話す姿が印象的でした。
今月は6月16日に行われた木育のワークショップについてお伝えします。
今年度も昨年度に引き続き森と市場さんが奥多摩からひのきの木を持ってきてくださいました。
各コーナーでの様子を紹介します。
〈おがくずプール〉
足で踏んだり、おがくずを持って上に伸ばしてみたり、揺らして音を出してみたり、
小さくちぎってみたりと様々な遊びが展開していました。
〈木を叩いてみようコーナー〉
丸太や、端切れを細長い木の上に乗せ、木材で叩いてみるととても良い音が。
木の厚みが薄いものは軽い音が、厚いものは重い音が鳴ることに気が付く子もいました。
〈端木つみきコーナー〉
廃材の切れ端を使って積み木にして遊びました。様々な端切れがあるので積み重ねたり、
組み合わせたりしてそれぞれ工夫しながら遊んでいました。
フローリングの端材を見つけたお友だちは、一生懸命繋がる端材を探し長くなるようにして遊んでいました。
〈丸太切りコーナー〉
丸切りコーナーではインストラクターの方と一緒にのこぎりを使って木を切りました。
「大変だー!!」と言いながら最後まで一生懸命切っていました。
切り終わった後は、穴を開けてもらい自分たちで好きな色で塗ったり、絵を描いたりしてオリジナルメダルを作りました。
〈水に浮かべてみようのコーナー〉
木の端切れをたらいの上に浮かべる子ども達。「なんで浮くの?」と言うところから始まり
「何個だったら沈まないのかな?」という実験に。
実験の結果、6~7枚は水に浮かぶということがわかりました。
〈園での木育活動から〉
昨年度の木育体験でいただいた木を使って、年長児から来てくださった森と市場さんへ木の手紙と看板を作りました。
自分たちで好きな端材を見つけ、ペンで文字を書きそれぞれ装飾していきました。
実体験を通して木のにおいや感触、音など五感を全身で使い楽しむことが出来ました。
また、2年目ということもあり、さらなる発見や、人との繋がりも感じることができました。
東京・森と市場の皆様、今年度もありがとうございました。
子ども達が遊んだ木は今年度も園に寄付していただき、玄関先に掲示したり、幼児クラスで木工遊びに使っています。
園に来られた際はぜひ実際に触ってみてください。
頂いた木の枝を麻ひもで結び、らいおん組の子ども達がそれぞれ好きな素材を木に巻いています。
先月の上石神井クイズの答えはわかりましたか?
正解はかぶとむしでした。かぶとむしも成長し、さなぎになってきています。
今月の上石神井クイズはまたまた、生き物から出題します。
アスク上石神井保育園では玄関先にビオトープがあります。
5月末頃に設置し、送迎の際子ども達と保護者の方がじっくりと見て魚たちの成長を見守っています。
ここで問題です。ビオトープの中に住んでいる生き物は何でしょう
答えは来月のブログで。お楽しみに。