9月・10月の様子
●ひよこ組
少しずつ食べ物に興味を持つ子や、野菜・果物の絵が描かれた絵本を見て食べる真似をする子が増えてきたため、調理さんに本物の夏野菜や果物を持ってきてもらい、匂いや感触、形、色などを五感を使って楽しみました。
また10月になり過ごしやすい気候の日には戸外で身体を動かして遊びます。
夏の間に歩くのがどんどん上達していった子ども達。
春はみんなでバギーに乗っていたのが、今では靴を履いて自分たちで歩いて園庭まで行くことができるようになりました。
身体の使い方が上手になり、ボール遊びや園内探索、丸太にまたがって電車ごっこなど遊びが広がってきています。
川沿いでは、花や葉っぱや蝶々などの虫を発見して楽しんでいます。
●りす組
気温が高く戸外に出れない日は、室内遊びが多くなりましたが、その中でも様々な素材で遊びました。
新聞紙一枚でも、千切る・丸める・投げるなどの動作の他、布団のようにしたりお面や服にしてたりと楽しみ方は無限大!
自由な発想で遊びを楽しむ姿が見られています。
涼しい日には戸外に出て元気に遊んでいる子ども達。
夏の間、なかなか外で遊ぶことができず、久しぶりに園庭で砂遊びをしていると、砂の中から幼虫が!
少し怖そうに離れたところから見る子もいれば、自らシャベルですくってじーっと観察する子もいました。
他にもアリやクモ、アオムシなども興味津々で観察をしています。
これからは秋の自然物も探索していきたいと思います。
●こあら組
暑さから和らぎはじめる時期で、活動がしやすい日々です。
みんなで育てたパプリカやピーマンを使ってスタンプを楽しみました。
半分に切ったパプリカを渡すと断面を見て「からっぽだよ」「たねがあるね」などと新しい発見に嬉しそうな姿がありました。
また、子ども達は体を動かして遊ぶのも、製作も大好きです。
秋は、十五夜ということで、白い画用紙に、黄色やオレンジ色の絵具を使って、フィンガーペインティングをしました。
絵の具の感触を楽しみながら、お月さまの色を想像し、製作を楽しんでいました。
●きりん組
8月や9月は暑くてなかなか戸外に出られなく「外で遊びたい~」という声がちらほら聞こえていました。
そんな中きりん組では友だちと関わることが増えてきました。
保育室にある井型ブロックがブームでパトカーを作ったり友だちと一緒にお店を開き「いらっしゃいませ~アイス屋さんでーす」など友だちとやり取りを楽しんでいます。
また、今回は秋に旬なぶどうを作りました。
ぶどうの形をした画用紙にのりを使って丸く切ってある紫、黄緑、緑、青の画用紙を沢山貼り、最後は帽子のようにヘタも可愛く飾り付けをしました。
「マスカットにしよ~」「〇〇は色んな色つける~」など子どもたち同士で話しながら楽しく進めている姿がありました。
完成すると「〇〇のはどれ~?」など友だちの物にも興味津々でした。
●ぱんだ・らいおん組
パリオリンピックから繋がり色々な国に興味を持ち始めています。
そんな中、クッキングではフランスに関連したクロックムッシュとオニオンスープを作りました。
らいおん組は包丁に初挑戦し玉ねぎを切りました。
ぱんだ組もバジルをちぎったり、混ぜたりと友だちと協力して進めました。
最後は自分でパンにハムとチーズをはさみました。
「クロックムッシュってサンドイッチなんだ~」「すごくおいしい!」と子どもたちに大好評でした。
らいおん組は藍染シャツ、ぱんだ組は藍染はちまきを作りました。
4月から花に関して関心を深めていて、藍も花であることに驚く子どもたち。
シャツ、はちまきに輪ゴムを結び、染めました。
染液から出すと、「すごい!綺麗な色!」「模様がついてる!」「お花とか花火みたいな模様になった!」と大喜びです。
日本の伝統的な染色技法であることが分かりました。
9月には乳児は親子ふれあい会を園内で開催いたしました。
普段の保育で行っている手遊びや歌、運動遊びをしました。
いつもとは違う雰囲気の中で少し緊張した表情の子ども達ですが慣れてきて楽しそうに参加していました。
また、幼児は近隣の小学校で運動会を行いました。
オリンピックから世界の国旗やタワーに興味を持ち、普段の保育の中で興味があることを深めてきました。
飼っていたカブト虫のハートビーちゃんからの手紙をきっかけに世界について学びました。
運動会当日も各国のタワーをグループに分かれて組み立てて目標の高さに積むという競技がありました。
普段の保育で「どうやったら崩れないか」「どうしたら高く積み上げることができるか」と子ども達なりに考えてグループごと当日の作戦を考えて挑みました。
また、個人の好きな運動遊びも年長児が披露し、当日はかっこいい自信に溢れた姿を見せてくれました。
運動会後も世界の食べ物などに興味が広がっているので、引き続き子ども達と一緒に学んでいきたいです。