アスク上石神井保育園

園内は木製玩具を多く使用し温かみのある第2のおうちのような園です。多様なプログラムを通し、遊びを通しての学びや主体的な活動を大切に考え取り組んでいます。

12月の様子

寒さも本格的になりましたが、園に登園する子ども達は元気に過ごしています。
その一方で冬の感染症も増加の傾向にあり、園では保育室や玩具の消毒を更に徹底しています。

ひよこ組

午睡明けに部屋のカーテンを開けると、壁に犬や猫(玩具)の影があることに気が付く子どもたち。
指をさして「あ!」と嬉しそうに近寄りますが、いくら近づいても触ることができません。
近づいたところで自分の影ができることに気が付き、タッチをしてはまた離れを繰り返し楽しみます。
この日をきっかけに天気がよく日差しが心地よかった11月は、部屋や戸外でカラーセロハンや指を使って影遊びを沢山楽しみました。
影の正体はまだまだ分からない子どもたちですが、いきなり現れる不思議な形に目をキラキラさせて追いかける姿が可愛らしいです。
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りす組

11月には今年度2回目の木育ワークショップがありました。
園庭に出る前にどんなことをやるか話していたものの、いざ園庭に出てみるといつもとは違う様子に驚く様子の子ども達。
でも2度目ということもありすぐに環境に慣れて遊び始めていました。
真剣な表情で木材に絵を描いたり、棒状の木材を見つけてはマキンバを叩いて音を楽しんだり、おがくずプールには思い切り飛び込んで五感を使って楽しむ姿が見られました。
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こあら組

気候が穏やかな日が続き、戸外遊びを楽しむ姿が見られます。
砂遊びや追いかけっこの遊びと、虫の探索遊びも大好きな子どもたち。
虫がどこにいるかシャベルとバケツを持って友だちと探索し、「せんせーいたー!」と嬉しそうな声で教えてくれます。
ダンゴムシやクモを掴める姿を多く見られ、自然に興味・関心が膨らんでいました。
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きりん組

今月は生活発表会があり、運動会に引き続き虫が大好きな子ども達。
そこで子ども達の好きな事を表現できたらいいなと思い、虫をテーマに発表することにしました。
子どもたちは虫になりきり歌を歌ったり製作をしたりと楽しみながら活動に取り組んでいました。
製作が大好きな子どもたちは他の子が真剣に取り組んでいると「すごいね~」「いいな~○○もやりたい」ととっても意欲的な様子でした。
発表会当日も恥ずかしさもありながら元気いっぱいに表現を楽しんでいました。
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ぱんだ・らいおん組

発表会では、夏に子どもたちが名前を付け、愛情をもってお世話していたカブトムシのハートビーのお話を作り、大型紙芝居で発表することになりました。
どんな話にするかを考えるため、国に関連する絵本や図鑑を使い、有名な食べ物や動物、建物を沢山調べました。
調べたものをもとに、登場人物や出てくる場所など子どもたちがアイディアを出し合い、話し合って決めました。
お話に基づく絵もわくわくしながら模造紙にまとめ、色塗りを分担したりしながら発表会に向けての活動を楽しんでいました。
当日は手作り紙芝居のほかに、「友だち賛歌」の替え歌をみんなで考えてうたいました。
一人ひとりの良い所をみんなで話し合い、オリジナルの歌詞も覚えました。
自分の名前が出ると恥ずかしそうな表情で幼児ならではの心の成長も見られました。
また自分の気持ちを表現する事だけでなく、友だちや先生の良い所を見つけて互いに認め合う姿がとてもかっこよかったです。
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アスク上石神井保育園では日頃から幼児を中心に話し合いの時間を大切にしています。
その中で人前で話すこと、自分の気持ちをことばで表現すること、相手の話を聞くこと、相手の気持ちに気付き汲み取ろうとするなどの活動を通していった中で、
発表会でも自分たちで一つずつ話し合い、作り上げました。

私たち保育者も子どもが今何に興味があるか、どんな遊びが好きか等を見逃さないような視点で保育を楽しんでいます。

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