うれしかったこと

3月も残すところ1週間を切り、今年度の学童生活も本当に残りわずかとなりました。

お天気のいい朝、学童の横の畑でチューリップが咲き始めているのに気づいて思わずパチリ。
このチューリップ、食農担当の先生が大事に大事に育ててきたのですが、ようやっと花開いてきてなんだかうれしくなりました。

そして、最近すっかりご無沙汰だったカブたちもすくすく育って最近ではさらに大きく、みんなぷりぷりしています。(わかります?このニュアンス)
もう少し季節が進んだらきっと立派なカブト虫になるはず!
今から夏が楽しみです。

そんな最近のとてもうれしかった話を一つ。

六小学童の年間目標は「みんなが楽しく過ごせる学童を作ろう」というものです。
これ、どうってことないようで実はとても難しい目標なんですよ。
100人以上の子どもたちがいると、好みは様々。好きな遊びも、やりたいことも、みんな違うなか、みんなが一斉に同じ方向を向いて「ああ、楽しい!!」なんてなかなかありません。でも、それぞれがその子なりに好きなことを見つけて、その子なりに楽しめたらいいな、という思いで作った目標です。
これを達成するために大事なことは、お互いの人権を尊重すること。
そんな思いで今年も1年過ごしてきました。

つい最近のこと、1年生のH君が壁に掲示された目標を見ながら先生に言ったそうです。
「ねえ、この目標っていらなくない?」
え、これ、いろいろ考えた末に決めた大事な目標なんだけど…と思ったら、更に一言、
「だってもう今みんな楽しくしてるよ?」ですって。

この話を聞いたとき、なんだかしみじみ嬉しい気持ちになりました。
そんな風に思ってもらえたら、色々大変だったこの1年が一瞬で楽しかった1年に取って代わった気がして、また来年度も頑張るぞ!という思いが強くなった出来事でした。



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