旅立ちの日に
みんなが入所してからあっという間に3年が過ぎ、
とうとうこの日が来てしまいました。
六小学童で過ごした時間はみんなにとってどんな時間でしたか?
学童は過ごす時間の多くが自由遊びの時間だったと思います。
その遊びの時間の中で、みんなは色んなことを学びました。
お友だちに嫌なことを言ってしまって後で後悔したことや、
喧嘩をして悲しい思いをしたこともありました。
そんな経験を通して、人に優しくすることや自分の気持ちを上手に伝えること、
喧嘩やトラブルを自分で解決することをみんなは学んできました。
今ではみんなは下級生に優しく、人の気持ちを考え、
自分の行動を振り返ることのできる立派な上級生になりました。
学童でみんなの中心となって下級生をリードする姿はとても頼もしかったです。
そして、それはこれからの生活できっと皆さんの力になると思います。
学童はみんなが自分で選んで、来たくて来ている場所ではありません。
だからこそ、みんなが「来たい!」と思える学童にしたいと願い、
先生たちは頑張ってきました。
学童にいる時のみんながそれぞれに楽しそうに笑っているのを見る時が
先生たちの一番の幸せでした。
いつも元気に学童に来てくれたこと、楽しい会話をしてくれたこと、
大好きなみんなのことを先生たちはずっと忘れません。
この先、もしも困ったことがあった時にはいつでも会いに来てください。
これからもみんなが元気で、素敵なお兄さんお姉さんになっていくことを
心から願っています。
卒所、おめでとう。