絵本を活用した行事 “~夏祭り~えほんのせかいをたのしもう”
「絵本」と聞くと「よみきかせ」という言葉が思い浮かびます。大人は「文字が読めるようになるから」「お話が聞けるようになるから」等と、ついつい教育的な要素を求めてしまいます。
子どもたちはどうでしょうか…絵本から例えば「あまい いちご」「ぷるぷる ぶどう」「すっぱい レモン」「おひさまがでて あたたかい」「北風ぴゅーさむいね」など絵や言葉を見たり聞いたりしていると、本物にふれた時の興味や関心につながっていきます。絵本でたくさんの擬似体験をすることが、「五感」や「ことば」を育むために大切なのです。
保育園では日常的に絵本の読み聞かせも行っていますが、今回は行事として絵本を活用した取り組みをご紹介します。
それぞれのクラスで今好きな絵本を1冊選び、一場面を共同制作しました。夏祭りまでの気分を盛り上げます。当日は絵本にちなんだゲームコーナーを、お祭り気分で回って遊びました。
絵本での擬似体験を広げるひとつとして、今回の夏祭りを計画実施しています。
今回は、おうちの方と一緒にご家庭で好きな絵本をテーマに団扇の製作もしています。心なしか選んだ絵本の登場人物はお子さんに似ていたような・・・
子どもたちは今日も絵本から得た「ことば」と「五感」を使い、たくさんの経験を重ねています。

先生が絵本を読み始めると集まってきます。(先生の声だ!)

玄関にも絵本に関する掲示コーナーを設けています