「防災の日」、保育園では何をする?
9/1は防災の日。
毎年この日は、普段の月に1度の避難訓練に加え、
・保護者の方に任意で171の利用をしてもらう。
・お迎え時に「園児引き取りカード」を記入する体験をしてもらう。
ことを行っています。
★「園児引き取りカード」とは?
…災害時は園や避難先に、普段と違うお迎えの保護者の方がみえることが予想されます。
電話もつながりにくい状況であることから、早く来れる方がお子さんを迎えに来ると思います。
後から来た保護者の方に「〇〇ちゃんは△時頃お父様がお迎えに来られ、保育士の✕✕が引き渡しております」と
確実にお伝えできるように記入をして頂くカードです。
これを、毎年1度は体験して頂く機会を持っています。
年に1回、一時避難場所や広域避難場所へ向かう訓練も取り入れています。
最近では、「備蓄をしましょう」とよく耳にしますよね。
保育園でも、約1週間分の非常食を蓄えています。
つい保存期間を目安に用意してしまいがちなのですが
保育園では「安心してお迎えを待てること」が何より大切です。
当園では、外部の防災食セミナーを受講し、子どもたちに合った非常食を取り入れようと
検討することになりました。
・・・いま蓄えている非常食は、子どもたちはいざという時に食べれるのだろか?
そこで、「保育園で非常食を食べてみよう」という企画を実行しました。
〇えいようかん(羊羹)
〇フルーツ缶
〇コーンスープ缶
今回はこのメニューを、午後のおやつの後に各クラスで試食。
期限前の非常食を使用することで、食品ロスも防げます。
より実際の雰囲気に近づけるため、紙皿や紙コップを使い常温で提供しました。
保育士たちも、実際に配給を体験する良い機会となりました。
「口に合うかな?」と心配しましたが、気にすることなく美味しそうに食べ
「おかわりください」という子や、保育者に食べさせてもらい恐る恐る食べる子など反応は様々でしたが、
美味しそうに食べてくれました。
ここで、「あ!」と気付かされたのは
「ぼく、あんこ苦手なんだ・・」と羊羹に抵抗があった子がいたこと。
羊羹、確かに日頃あまり口にする機会はないものね…!
と新たな気付きになり、非常食リストを見直すきっかけになりました。
余った非常食は、ご希望の家庭にも期限内に配布し
ご家族の方にも体験してもらう機会をとっています。
「初めて食べるなあ。」「お母さん、これ美味しかったよ。食べてみてね。」
と親子でお話する姿が印象的でした。
また、小さなお子さん達にはキャラクターのついたレトルトパウチなどが
災害時も親しみを持てるそうですよ。
不安を少しでも和らげられるような防災対策を、今後も保育園で検討し
ご家庭とも共有していきます。
未入園の方、保活中の方にも
育児相談をはじめ、様々なご相談を受け付けています。
ぜひアスク武蔵小杉保育園を「ちょっと寄ってみようかな」「電話してみようかな」と
お気軽にご利用くださいね。お待ちしております。