保育園の食育活動(みそづくり)
今年度は6月から「みそづくり」を行ったので、栄養士からその様子を紹介します。
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「おみそしる」はご家庭でもよく食べられていると思います。
保育園でもおかわりが絶えない人気メニューです。
では、おみそしるの【おみそ】は何からできているでしょうか?
子ども達にも問いかけたところ、「なんだろう、、、おまめかな?」と自信なさげにこたえる子どもたち。
「そうそう!お豆からできているよ!【大豆】というお豆だよ!」
「大豆からどのようにおみそになるか、一緒にみていこう!」ということでみそづくりをスタートさせました。
まず、みそを仕込む過程をみてもらいました。
調理室で大豆を一晩、水に浸漬させた後、朝から指で潰せるくらい柔らかく煮ました。
子どもたちにも指で大豆を潰してもらうと、「簡単に潰せるね!」と声が。
その後、栄養士が大豆を全て潰し、米麹、塩を混ぜました。
すると、、、「え!納豆の匂いがする~!」と良い反応が!
※大豆と米が混ざることで納豆のようなにおいがします。
最後に、空気が入らないように容器につめて、仕込みは完了しました☆
↓実際のみそづくりの過程です。
園で発行している【給食だより】で、保護者の皆さまにもお知らせしました。
仕込み後は1ヶ月に1回、みその様子を観察してもらいました。
1ヶ月ごとに、匂いと色が濃くなっていく様子が目に見えて分かり、子ども達も面白そうでした!
加えて、みその仲間である大豆製品の紹介も行いました。
「え~!これも大豆からできているの?」と厚揚げやきなこをみたり、触ったり!
色々な食材が大豆から出来ていることに驚いていました。
そこでの発見は通常の給食の時間にも繋がり、給食で大豆製品がでるたびに
「みその仲間だ!大豆からできているね。」と子ども達同士で話している様子も見受けられました。
最後のまとめとして、【大豆からできている食べ物迷路】もみんなで実施し、とても盛り上がりました!
※大豆からできている食材を辿って、ゴールを目指します。ブログを見ている皆さんもチャレンジしてみてください♪
仕込んでから半年が食べごろと言われているみそですが、今年の夏がとても暑く湿度が高かったため、仕込みから3か月で食べごろを迎えました。
できたみそは毎日のおみそしるや甘みそ焼きおにぎりとしておやつに提供しています。
また、秋の懇談会では保護者の皆さんにもお味噌汁として試飲していただきました。
保護者からも「ちゃんと味噌になってますね」「おいしい!」「家でなかなか出来ない経験なので、ありがたい」との言葉をもらいました。
「保育園で作ったおみそおいしいね♪」と、いつにも増して美味しそうにみんな食べてくれていてとても嬉しいです。
↓美味しそうに飲んでいる様子です。
↑「おいしいよ!」とグーサインをしてくれました。
お友だちとの様々な発見・気付きから、食に関する興味・関心に繋がっていけるような食育をこれからも行っていきたいと思っております。
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栄養士が食育やクッキングをしてくれ、保育現場と共に【たべる楽しみ】【作る楽しみ】を知らせてくれています。
こまめに保育室に顔を出してくれるので、作ってくれた人の顔を思い浮かべることもでき
残食が減ったり、感謝の心も持ちやすいです。
アスク武蔵小杉保育園では、保育者だけでなく栄養士・調理員も一丸となって
子どもたちの成長発達を見守っています。
たくさんの大人に見守られて育つ、アスク武蔵小杉保育園にぜひ遊びにいらしてくださいね。
園見学や試食会も行っています。(日程はオンラインで都度発表しています)
ご連絡お待ちしています。