保育園の年末年始、こんなことをしています
あけましておめでとうございます。
アスク武蔵小杉保育園です。
皆さんは年末年始、どのように過ごされましたか?
保育園にも毎年、お正月に向けた準備があるんですよ。
ひとつは、子どもと行う大掃除。
ふたつめは、おもちつき会です。
【大掃除】と聞くと、大人がメインで行うように感じますが、子どもたちにも年末ならではの行事の大切さを伝えています。
自分の過ごす場所をきれいにするのはもちろん、物への感謝も抱けるように保育士は促しています。
毎日使う椅子やテーブル、おもちゃなど。自分たちの身の回りのもの、いくつあるかな。
どんな風にきれいにしようか。と一緒に考えながら取り組みます。
終わったら「これで気持ちよく新しい年を迎えられるね」と喜びあうところまでが大掃除です。
おへやも気持ちもすっきり!
物を大切に扱う心、感謝の心は何歳になっても伝えていきたい内容ですね。
次は【おもちつき会】です。
日本でははるか昔から、稲は神聖な食べ物として考えられてきました。
稲から収穫するお米は、生命力を高める食べ物として、とても大切に扱われています。
特にお米をついて固めた餅は力が強いとされていたことから、お祝い事や特別な日には餅つきをするようになったのが由来です。
また餅つきは、お正月の食べ物としても親しまれています。
こう聞くと難しい内容にも感じますが、子どもたちには紙芝居や絵本を通してお餅つきの意味と由来のお話を聞いてもらいました。
最初に、お餅がどのように変わっていくのか知ってもらうために、もち米を触ってもらいました。
お餅をツンツンと触ったり、匂いを嗅いだりとお米とは少し違うもち米を肌で感じていました。
次に、臼と杵の名前を聞いた後は、実際にお餅つきをしました。
乳児クラスのお友だちからお餅つきを始め、職員と一緒に杵を持ってお餅をついて、保育者が「ヨイショ!」と掛け声を始めると、
お兄さん・お姉さんからも「頑張れ~」「ヨイショ!」と応援してくれました。
1歳児クラスのお友だちの中には「一人でやる!」と意気込んでいる子もいました。
危ないので保育者がさりげなく後ろで支えています。
自分でしたい!という思いを汲んで、安全にできるようそーっとサポート。
最後は「ジブンデ デキタ!」と喜んでくれました。
こういった補助があると、達成感や自立への思いを子ども自身が感じることができます。
幼児クラスは一人で杵を持ち、お餅をついてくれました。
園での餅つきが初めての子も張り切って挑戦しました。
お餅つきでは、普段なかなか見られない臼と杵を実際に使用するのでこんなにうれしそうな顔が!
出来上がった鏡餅はこちらです。
(年明けに撮影したものですが、しっかり固まりお餅になっています)
お餅ができる工程をお話だけではなく、実際に子どもたちがお餅をつき、目の前で変化する様子を見られたことは
貴重な学びの時間にもなりました。
日本の伝統に触れる機会も大切にしながら今後も子どもたちが経験できる機会を作っていきます。
のびのびと行事を行っているアスク武蔵小杉保育園へ、ぜひ遊びに来てください!
保育体験や試食会、マイ保育園登録なども受け付けています。
お気軽にご連絡くださいね。