アスク武蔵小杉保育園

東急線・JR南武線 武蔵小杉駅北口より徒歩5分と、駅近くにある認可保育園です。小さな園庭や、数あるお部屋から楽しそうなお友だちの声や歌声が聞こえてきます。今後も様々な活動を通して、たくさんの思い出を作っていきます。

初めての取り組み~園内で発表会~

先日 2月4日(土)、園内にて生活発表会を行いました。
昨年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため年長児のみの参加でしたが、今年度は3年ぶりとなる全クラス参加での開催でした。

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園内での開催は初めての試みでしたが、子ども達が普段過ごしている生活の場ということもあり、
過度な緊張をせず、比較的リラックスして子どもたちは参加できていたように思います。
また、アットホームな雰囲気の中で保護者の皆様に子どもたちの一年間の成長を感じて頂くことができました。

さて、今回は各クラスの発表の様子と内容をご紹介させて頂きます。

●りす組(1歳児)【朝の会】
入園してから毎朝みんなで行っている朝の会を披露しました。
普段と異なる大勢の大人が集まる保育室の様子に緊張する姿も見られましたが、
今回は保護者の方にも参加して頂いて行う発表ということもあり、安心して披露していた子どもたち。

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子ども達が大好きな絵本に合わせて身体を動かしたり、歌を歌ったり楽しそうな姿がとても可愛らしかったです。
入園当初はたくさん涙を見せていた子どもたちですが、今ではすっかり保育園生活に慣れて毎日を楽しんでいる姿が発表から伝わってきました!

●うさぎ組(2歳児)【おみせやさんになりきろう】
子ども達がお店屋さんになりきって、焼きそば・アイスクリーム・アクセサリーをお客さんである保護者の皆さまとお買い物のやりとりを披露しました。

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並行的な一人遊びから、周りの他人とのコミュニケーションの幅が広がる2歳児さん。
手作りの可愛らしいエプロンや三角巾、ねじりはちまきを着けて準備万端。
お客さんとのやりとりを楽しみ、お店屋さんになりきる子どもたち!

本番では大勢の保護者が見守っていたのでやや緊張する様子も。
練習通りできなくても、涙が出てしまっても大丈夫。
本番の「結果」だけではなく、日頃の保育も含めた「過程」が子どもたちには重要です。
演目が終わったあとに保護者と合流すると、安心した表情を見せていました。
保護者にも、あたたかく子どもたちを迎えてもらいました。

●こあら組(3歳児)劇【てぶくろ】/合奏【森の音楽家】
読み親しんだ「てぶくろ」の絵本を基に台詞を用いた言葉のやりとりと、鈴・カスタネットによる合奏を披露しました。

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手袋の中に入る動物たちの「いれて」の台詞のやりとりは保育園生活の中で遊びに加わる際にもよくみられる光景です。
いつでも「いいよ」とならないこともありますが、言葉で相手とやりとりができるようになった3歳児クラスならではの姿が見られました。
大勢の人前に初めて立つ子どもたちに芽生えた”恥ずかしい“という感情も垣間見え、一生懸命な姿が印象的でした!

【仲間にいれて!について】
「いれて」と言われたら、必ず「いいよ」と言わなければいけない風潮がありますが
お互いを思いやってやりとりすることが一番だと考えます。
定型文のようなやりとりにならないよう、「あなたはどうしたい?」という関わりをアスク武蔵小杉保育園では行っているのでその部分も見ていただけたかと思います。

…「いいよ」と言わなければいけないわけではない、
でも「だめよ」と言われたら相手はどう思うだろう…?
ひとり遊びを楽しみたかった時・ちょうど遊びのタイミングで入れてあげられない時、
その子がおかれている状況で、返答ができるようにサポートしています。

●ぱんだ組・らいおん組(4・5歳児合同)合唱【ぱんおん合唱団】
進級当初から季節の歌をはじめ様々な歌に触れてきた4・5歳児クラスは、今回総勢19名の合唱団になって「ドレミのうた」
「あおいそらにえをかこう」の二曲を披露しました。
どちらもこの1年間でたくさん歌ってきた、子どもたちが大好きな歌です。

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毎月隔週で来園している専門のリトミック講師に教わった“ボディサイン”を用いたドレミの身体表現や、友だちと元気いっぱい声を揃えて歌う姿…
明るく元気な歌声は保護者の皆さまの心に届いたことだと思います!

●ぱんだ組(4歳児) 合奏・歌【手のひらを太陽に】
タンバリン・カスタネット・トライアングルの3種類の楽器を使用して合奏と歌を披露しました。
練習の時から楽器ごとに異なるリズム打ちを何度も口ずさみながら一生懸命に練習する姿が印象的だった子どもたち。
リズム打ちは、隔週で行っているリトミックの中で取り入れている内容です。
保育士もリズムを理解しやすいように、赤と白の紙を用いて「休符」も理解しやすいように工夫しました。

保護者の皆さまの前で緊張して顔がこわばる子もいましたが、堂々と自己紹介をしてから合奏スタート!

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保育士が目の前でリズムを指揮するので、子どもたちもそれを見ながら真剣です。

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自分たちで考えた振付とともに元気に歌う姿が素敵でした。
終演後も「たのしかった!」「もう一回やりたい!」という声が飛び交うほど、発表会という場を楽しむ姿が見られました!

●らいおん組(5歳児) 手話・歌【世界中のこどもたちが】
指文字を使って自分の名前を発表した後、曲に合わせて歌いながら手話を披露しました。
初めての手話に触れた子どもたちは「おはよう」「ありがとう」等の挨拶から覚えて、新しい言葉の表現の仕方に興味津々でした。

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自分の名前を指文字で表すことは少し難しく苦戦する子もいましたが、さすが年長さん!
何度も諦めずに練習して、保護者の皆さまの前では緊張しつつも堂々と発表する姿がとてもかっこよかったです!

どのクラスも子どもたちが楽しみながら表現する姿や一回り大きく成長した姿を保護者の皆様に見て頂くことができました。
また、子どもたちが堂々と自信を持って発表する姿には職員一同とても感動しました。
「生活発表会」ということで、子どもたちが安心して普段の姿を見せられるよう工夫してきました。
同時に、子どもたちにとってより良い「行事」とは何かも考えさせられることもありました。

今年度も残りわずか。引き続き子どもたちの成長を保護者の皆様とともに見守りながら、
子どもたちの目線に合った保育を続けていきます。

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