出会いの季節
毎年この時期になると、小さな出会いがたくさんあります。
4月は新規入園の子どもたち。
5月以降は生き物との出会いが多く、昨年は園内にひょっこり現れたヤモリの『ちょろちゃん』との出会いがありました。
当初は園長先生が事務所で飼っていましたが、降園時に子どもたちみんなが挨拶をしてくれるようになり、だんだんとクラスで飼いたい!という声が上がってきたので、今年から大切に飼う約束をしてくれた年長クラスに引越しをして育ててもらっています。
今年はというと…
5月初旬、0歳児クラスが散歩に出かけた際、ちょうちょが近くの葉にとまったので0歳児の子どもたちと見つめていると、ちょうちょが目の前で卵を産みました。
子どもたちはキョトンとしていましたが、なかなか見られない現場を見ることが出来て、先生たちは大興奮!
是非この子の成長を最後まで見守りたい!と考え、そっと卵のついた葉ごと園に持ち帰りました。
「ももちゃん」と名付け、育て方を改めて調べながら、ストレスがかからないように、空腹にならないように丁寧に育てました。
むしゃむしゃと葉を食べる姿はとても愛らしく、あっという間に大きくなりました。
今ではこんな姿になっています。
さなぎになる準備をしているのでしょうか。
一ヶ月でこんなに形態の変わる神秘的な成長に感動しています。
次はどんな出会いがあるのか、楽しみです♪
【5月の子どもたちの様子】
ももぐみ
入園してから約2ヶ月が過ぎ、少しずつ新しい環境に慣れてきたので、笑って過ごすことが多くなりました。
もも組の子どもたちは外が大好き!
園庭や散歩に行くため靴下や帽子の準備をすると、機嫌が直ったり泣き止んだりと喜ぶ姿が見られます。
外へ出ると自然や生き物に釘付けで新しいものや好きなものを発見しては手を伸ばし触れています。
砂場では、スコップを持って砂をすくったり手でつついてみたりといろんなことを手で確認する子が増えました。
これから雨の日も増え、園庭や散歩などで外気浴ができない時も増えてくるので、廊下や2階フロアの探索、園内探検を行なって、違うクラスとの交流や新しい発見をして五感の刺激をしていきます。
いちごぐみ
4月に新入園児10名が仲間入りしました。
新しい環境に涙する姿や戸惑う姿もありましたが、少しずつ保育者や新しい環境にも慣れて、保育者との関わりや好きな遊びを通して、伸び伸びと過ごす姿が見られるようになっています。
身体を動かすことが大好きで、お部屋ではダンス、園庭ではかけっこやボール遊びなどして楽しんでいます。
みかんぐみ
進級して6人の新しい友だちが増え、より一層賑やかになりました。
これからどんなクラスになっていくのかとても楽しみです。
子どもの日に合わせて、年長児が作った鯉のぼりと一緒に写真を撮りました。
また、園庭で泳いでいる鯉のぼりもみつけると、「わー」と喜びの声を上げている姿が多くありました。
ばななぐみ
新しい友達が2人加わり、一層賑やかなクラスとなったばなな組。
春ならではの寒暖差に負けず、元気いっぱいに過ごしています。
月初めにはこいのぼり製作を行いました。
掌いっぱいに絵の具を付けて真っ白な模造紙に塗ることを楽しんでいた子どもたち。
嬉しそうに真っ赤や真っ青になった掌を見せてくれました。
ぶどうぐみ
新入園児が2人仲間入りし、新年度がスタートしました。
また一つお兄さん、お姉さんになったこともあり、様々なことに対して積極的に取り組もうとする姿が増えています。
5月初めは、子どもの日に向けてこいのぼり製作をしました。
はじき絵という技法を使い素敵なこいのぼりが完成すると、「こいのぼり」の歌をうたう声が一段と楽しそうでした。
めろんぐみ
こどもの日の製作でこいのぼりを作りました。
一つ目は巨大こいのぼり。
絵の具と筆を自由に使い、ダイナミックに模様を描きました。
しばらくクラスに飾り、その後は乳児クラスの子どもたちにも観てもらえるよう1階の廊下に飾りました。
指を差して反応してくれていたことを話すととても嬉しそうでした。
二つ目は個別に被れるこいのぼりを作りました。
完成早々みんなで変身!
とても気に入ったようで、しばらくの間被ったまま他の遊びを楽しんでいました。