生き物の成長
先月お伝えした、蝶々の「ももちゃん」ですが、無事に成虫しました。
とても綺麗な姿に、子どもたちも興味津々。
みんなに挨拶をしてから、外の世界に飛び立って行きました。
また同日、一之江小学校から寄付していただいたヤゴの一匹がトンボに変わりました。
頂いた当初のヤゴの姿からあっという間に綺麗な立派な姿に変身し、
こちらも目をキラキラさせながら見つめる子どもたちの姿がたくさんありました。
頂いた当初の姿
トンボになりたての姿
まだ薄い黄緑色ですね。
半日かけて羽を乾かし、色味に変化が出てきたお昼頃、2階テラスから、めろん組の子どもたちに見守られて飛び立って行きました。
最後はめろん組にいるかたつむりのあかちゃんです。
園庭で拾ってきたかたつむりを子どもたちが部屋で飼っていたところ、いつの間にか飼育ケースの底に卵を産んでいました。
しばらく様子を見ていると、あかちゃんが誕生していました!
これからの成長が楽しみです!
様々な生き物の成長を通して、子どもたちの優しい心も成長しているのを感じ、とても温かい気持ちになりました。
園見学などで園にいらした際には、是非ご覧ください。
【5月の子どもたちの様子】
もも組
今月は、園庭に出て過ごすことが多くありました。
不思議そうな表情でしゃぼん玉に手を伸ばして触ろうとしたり、一生懸命ボールを追いかけたりと、
すすんで体を動かす姿がありました。
歩行やつかまり立ちが安定している子も増えてきたので、保育者と手を繋いで歩く練習も始めています。
いちご組
日中を通して暑い日が増えてきましたね。
いちご組の子どもたちは、室内で凸凹の平均台やトンネル、ドレミマットを使って体を動かすことを楽しんでいます。
製作では絵の具を使って色塗りを行いました。
筆を使ってちょんちょんとすることで色がついていくのを夢中になって取り組んでいました。
みかん組
曇り空が多くなった、梅雨の時期。
園庭にあじさいがきれいに咲いていることに気付き、子ども達は大喜びです。
自由遊びの中でシール遊びやクレヨンでのお絵描きを始めました。
手先を器用に使い、丸の場所に合わせて貼ろうとする姿が見られています。
ばなな組
梅雨の時期、じめじめとした気温でも元気いっぱいに過ごしているばなな組の子どもたち。
今月は生き物や植物に触れる機会が多くありました。
定番の虫探しをしたり、小学校からいただいたヤゴを飼育したり、向日葵やナス、枝豆の栽培を始めたりもしました。
どうしたら大きくなるのか、何をしたら育ちにくいのかを日々間近で観察しながら考えていた子どもたち。
少しでも成長をしていると嬉しそうに報告してきたり、近くでじっくりと覗き込んだりする姿もかわいらしかったです。
ぶどう組
アジサイの製作や、「にじ」「にじのむこうに」などの歌を歌って季節の変化を楽しみました。
雨が降ると「お外に出られない…」と悲しそうだった子どもたちも、てるてる坊主を自分たちで作ったり、お絵描きの中で雨を描いて楽しんだりして、発想を膨らませて元気に遊んでいます。
また、ぶどう組でもヤゴを飼うことになりました。
一匹はすぐに成虫になり、みんなでトンボを送り出しています。
残り二匹のヤゴがいますが、「早くトンボにならないかなぁ」と、ウキウキの子どもたちです。
めろん組
めろん組の子どもたちが出店を担当する夏祭りの準備がスタート。
出店は子どもたちのアイディアから決定しました。
プラバンのキーホルダー作りでは、温める過程で形が変化していくオーブンにくぎ付け。
可愛いキーホルダーがたくさんできました。
映画館をしたいというアイディアからイラストを使用した七夕の話もすることになり、色付けも自分たちで行いました。
現在クラスには虫かごが三つ。
カタツムリにダンゴムシ、テントウムシにバッタと様々な生き物の観察を楽しみ、虫かごも子どもたちが洗っています。
「きたなーい」と言いながらも一生懸命洗ってくれています。
クッキングでは米研ぎと甘みそ焼きおにぎり、梅ジュース作りに挑戦しました。
梅ジュースは毎日瓶を転がし7月に飲む予定なので変化が楽しみです。
栽培活動もスタートしさつま芋の苗植えをしました。
草取りも耕す作業も子どもたちが行いました。
「育てるのって大変」と言いながら頑張って作業していました。