アスクおんたけ保育園

東急池上線 御嶽山駅から徒歩3分の認可保育園です。散歩や製作、たいそう、おんがく、えいごの他に4・5歳児はスイミングとヨガをしています。

避難経路を考えよう!

こんにちは!アスクおんたけ保育園です。

今年度、私たちは『子どもたちの安全・安心』を大きなテーマにして、毎月様々な園内研修を行っています。今回は、9月の園内研修の様子をお伝えしますね。

9月のテーマは『災害時の避難経路を考えよう!』でした。

3階建ての園舎であるアスクおんたけ保育園。

地震が来たら・・・?

火事が起きたら・・・?

園舎が壊れたら・・・?

色々な想定の下、職員同士で避難経路をすり合わせていきます。

そして、2グループに分かれて実際に避難訓練のロールプレイをしました!

1グループは『震度6の地震発生。裏の住宅が倒壊のため非常階段が使用不可。玄関扉にもヒビ・・・』という想定です。子ども役と保育者役を決め、いざ避難訓練!

「地震です!」

子どもたちを一か所に集め、布団を掛けようとする保育者役。

そこに、園外への避難指示を知らせるアナウンスがありました。

子役「避難靴履けないよお・・・」

保育者役「大丈夫!履かせてあげるね。」

子役「こわい・・・。」

保育者役「怖いよね、でも大丈夫!一緒に逃げようね。」

子どもの不安な気持ちを受け止めながら、一緒に逃げます。

避難口に着き、終了です。階段での避難は十分に注意して行い、子どもの人数によっては保育者が手を繋いで降りることも素早い避難に繋がると気付きがありました。また、階段で余震が来たら、踊り場まで降りてかたまっていた方が安全では、という意見も上がりました。

2グループは『震度5の地震発生。雨のため出していた雨除けが壊れて玄関に落下。』という想定。

「机の下に隠れよう!」

揺れが収まるまで机の下で頭部を守ります。一人の保育者が子どもたちを見守り、もう一人の保育者は窓を閉めてドアを開け、避難に必要な物の用意を迅速に行います。

「揺れが収まりました、一階の保育室に避難してください。」と、アナウンスがありました。

保育者は「ゆっくりでいいよ、先生についてきてね。」と、子どもたちの心に配慮しながら促します。

非常口から戸外へ避難し、終了です。

今回は机の下に隠れましたが、「机の下に潜ることは100パーセント正解ではなく、もし机の上に重いものがあったら、むしろ近寄らない方がよい。」という情報もあり、状況によって判断する必要があることを共有できました。

また、1回目のロールプレイを活かして、階段での余震は、踊り場で止まると平面の方が安心感はあることが分かりました。

子ども役の保育者の迫真の演技と、いつも通り穏やかに、でも的確な指示を出そうとする保育者役の職員。

こうして保育園の安心と安全は守られていくのだなと改めて感じた時間でしたよ。

9月の園内研修も、多くの学びと気付きがありました!

これからも安心・安全に配慮し、子どもたちの笑顔のために切磋琢磨していきたいと思います。

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