食育・食農通信 第9号!
食育・食農通信 第9号では、今年1年の保育園での活動を振り返りたいと思います。
0歳児クラス・1歳児クラスではにんじんの種をまきました。
お散歩に出かける前に毎日お水を上げてくれてにんじんはぐんぐんと成長し子どもたちと一緒に大きくなりました。
プランターで育てたためか、少し歪な形になりましたが、普段見ているにんじんと違い、興味津々で触っていました。
「おおきくな~れ!おおきくな~れ!」
2歳児クラスではハーブやピーマン、ラディッシュを育てました。
自分たちで種や苗から植えて育てたことで植物に興味を持ち、何を植えたら芽が出るのかチャレンジした子もいました。
他には、とうもろこしの皮むきやきゃべつをちぎることもしました。
自分たちでちぎったお野菜はいつもよりもおいしかったです!
「次、お水あげたいなぁ~」「いいよ」
「これは何ができるのかなぁ~?」
3歳児クラスでは枝豆を育てました。
暑い時期なので枝豆にもたくさんお水を上げてくれたぶ子どもたち!
豆が実る姿を見て大喜び喜でした。
クッキングでも枝豆を使った調理に挑戦!
みんなモリモリ食べていました。
「つるつるしてるね~」
「枝豆の匂いがするね!」
4歳児クラスではパプリカとラディッシュを育てました。
パプリカの色の変化を自分たちで予想したり、他にも色が変わる野菜があるか考えたりと想像力を活かして楽しんでいました。
ラディッシュは2歳児クラスと違い、1人1つずつ育てました。
日々水を上げることでぐんぐん大きくなるラディッシュに目を輝かせていました。
自分たちで育てた野菜の味は格別だったようで「美味しかった!」と教えてくれました。
「何色のパプリカになるかなぁ~?」
「鉢可愛いねぇ~」
5歳児クラスではお米作りに挑戦しました。
他の野菜に比べ、格段に難易度の高い稲。
日々の水やりや寄せ植え、中干などやることはたくさんありましたが、みんなで協力することで大きな稲を育てることが出来ました。
また、稲からお米にしていく過程の大変さも知ることが出来ました。
「お米どこ行っちゃった?」
「私より背が高い!!!」
「う~ん、硬くて取れないよ~」
今年度もたくさんの収穫をむかえることが出来ました。
1つ1つの野菜に子どもたちの大切に育てる気持ちが込められており、とても美味しい野菜が実りました。
今まで野菜が苦手な子も自分で育てたことで食べてみようとする気持ちが芽生え、食べられるようになりました。
食農活動を通して命を育てる難しさ、大切さ、感謝の気持ちが育っています。
来年度も五感で感じる食農・食育体験を子どもたちと活動していきます!