帰りの会
コロナ禍で密を避けるため、帰りの会がしばらくなかった育成室ですが、皆で集まることや第二の仲間たちと同じ時間を過ごす、ということも大切にしたいなと思い、今年度から帰りの会が復活しています。
しかし学校では毎日やっていても、育成室では経験したことのある子はいません。
そのため集合時間を告知したものの、皆本当に遊びを中断して集合できるかとても不安でした。
そんな中、2年生の男の子たちに「今日の帰りの会の時間を1年生に聞いてみたら、みんな忘れているみたいなんだよね。何かよいアイディアはないかな」と相談してみました。
少し反抗期でギャングエイジ感のでてきたやんちゃ男子。
「「しーらね！」と言われてしまうかなあと心配したのもつかの間、「じゃあ、プレイヤードで遊んでる一年生に声かけて集めるよ！」との返事。こちらが戸惑うくらいの素敵な反応に「ほんと？嬉しいなあ！ありがとう。頼りにしていていい？」と弾んだ声が出ました。
約束の15分も前から3人の男子が肩を組みながら声掛けの相談をしている姿がありました。
大きな声で「おーい。第二の一年生！帰りの会に集まれー」
いつも仲間と汗をいっぱいかいてスポーツをしている3人組。こんな時、チームワークを発揮してくれる頼もしい存在に成長していることがとても嬉しかったです。
そんなエピソードから早半年。今では先生たちの個性豊かなゲームを子どもたちが司会をしながら引っ張ってくれています。子どもたちから「今日はこれをやりたい！」と企画してくれることもあり、楽しい時間です。
話しを聞く・挨拶をする時はきっちりと、ゲームの時間は楽しく、これからもメリハリのある帰りの会をしていきたいと思います。