野菜の不思議!?
アスク新瀬戸保育園では、子ども達の「どうして?」から「知りたい」気持ちを育む、STEAMS保育を行っています。
今回は野菜についての様子です。
0歳児 ひよこぐみ
部屋では豆苗を育て、園庭のプランターでは、小松菜を育てています。
豆苗が生長する様子を保育士と一緒に見ていく中で、豆苗を指先で触ったり、ちぎってみたりと感触を楽しみました。
園庭の小松菜の水やりは、ジョウロを握り子ども達と行いました。
葉っぱに興味を持ち触ったりと興味津々な姿が見られます。
収穫が楽しみですね。
1歳児 りすぐみ
りすぐみでは、こかぶの栽培をしました。
受け取った種を大事そうに持ち、じっと見つめる子や、そっとプランターに蒔いてみる子がいたりと様々な反応が見られました。
楽しみながら手先も上手に使えている1歳児さんです。大きなカブのパネルシアターを行い、より関心が深まるような関わり方を意識しました。
その他にも、オクラの栽培をしました。
水やりを積極的に行ったり、「ちくちく?」「おくら?」と言葉でのやりとりも多く見られました。
給食で使用するキャベツをちぎるお手伝いを行った際には、給食時に「みんなでちぎったキャベツだよ」と声をかけ、触れる体験と食べる体験が結びつくようにしました。
1.2歳児 こねこぐみ
ピーマンを育てました。
「おおきくなあれ」と声をかけながら水やりを行っていた子ども達。
園庭遊びの時には、「まだ小さいね!」「葉っぱが大きくなってきたね」「白い所が見えてきたよ」と、観察しながら気づいたことを言葉に出来ていました。大きく育つ様子に興味を持っていましたよ。
保育室内では、野菜の絵カードを使って遊んだり、野菜の塗り絵をしました。
保育士とのやりとりを楽しみながら「きのこ!」「かぶ!」と、好きな色のクレヨンを使って表現することを楽しむ姿が見られました。
2歳児 うさぎぐみ
給食で使用する野菜の皮むきのお手伝いをしました。
栄養士が保育室に遊びに来てくれ、嬉しそうな子ども達。
玉ねぎの皮を剥いた時には、「皮を剥いたらつるつるしているよ!」と、感触の違いに気が付く言葉も聞こえてきました。
給食では使わない部分の野菜を使って、野菜スタンプをしました。
「ぎゅーってしたら、形がつくかな?」と、力加減を調整したり、友達とスタンプの模様を見比べたりしながら楽しむ姿が見られました。
3歳児 らっこぐみ
らっこぐみは、色々な野菜の絵本を見て、野菜に触れていきました。
椎茸の栽培キットを使用し、収穫!登園時に「大きくなってるかな?」と観察することが日課になっていましたよ。
収穫した椎茸は、ご飯に混ぜて食べました。
野菜クイズにもチャレンジした子ども達。
「水に浮く野菜と沈む野菜は何かな?」クイズの正解を目の前で見たり、「野菜はどこで育つかな?」クイズに挑戦し、大盛り上がりの子ども達でした。
4歳児 ぺんぎんぐみ
小松菜を育てました。その他にも、椎茸の栽培キットの観察も行いました。
毎日観察する中で「こうやって大きくなるんだね」「ここの部分から生えてくるのかな?」と友達と考察しながら観察していて、中には図鑑で調べる子もいました。
水やりの時には、葉っぱが虫に食べられていることを発見した子ども達。
葉っぱの上をアリが歩いていることに気づき、「ありさんって小松菜食べるの?」「アリじゃなくて、あおむしが食べるんだよ」「美味しいから食べるのかな?」と友達と色々な考えを伝え合う姿が見られました。
5歳児 くじらぐみ
子ども達との会話の中でふと、野菜のへたはどうしているかが話題にあがりました。
「捨ててるよ」「食べられるのかな?」「もったいないよね」・・・「水につけてみよう!」と子ども達の提案により、観察をスタート!
「写真を撮って貼ったら違いが分かるんじゃない?」アイディアが飛び出し、毎日写真撮影を行いました。
毎日水を取り替えていたある日、にんじんが黒くなり腐ってしまいました。
「水が多かったのかな?」「暑かったのかな?」「土の中に埋めてみたらどうなるのかな?」「やってみよう!」子ども達の発想は無限大なので、改めて話し合いの場を設けました。
子ども達が主体となって活動を進めていくことが出来ました。