雪にまつわるSTEAMS
神奈川にも、久しぶりに雪が降りました。
雪を見るのが初めての子もいて、それはそれは、特別な日になりました。
幼児クラスでは、降雪が始まる前に、雪についていろいろ考えてみました。
「雪ってなんなんだ?」
「どうして冷たいの?」
「日本の中で、雪が多いところってどこだろう?」
日本地図を見て考えます。
「ばあばの家は雪がいっぱいだったよ。」
「寒いところってどこなんだろう…」
積もるかなあ、積もるといいねえ。雪が積もるのはどんなところだろう?
バケツを3つ用意して、土を入れたもの、水を入れたもの、何も入っていないものを用意しました。
どのバケツが一番雪が積もるかな?と聞くと、一番人気は「水の入ったバケツ!」
次が「何も入っていないバケツ」で、最後が「土のバケツ」でした。
さらに、それをどんな道具で計ったらいいかな?と聞いてみました。
メジャーかな、体重計かな、あ、ものさしかな??
実験道具をセットして、その日は帰宅。
翌日保育園に来ると、答えは、「土のバケツ」でした。
みんな、お父さんやお母さんに一生懸命に実験の説明をしながら登園していました。

その他にも、お水を凍らせる実験もしましたよ。
「何かを入れると凍りやすくなるのかも?」という疑問が出たので、みんなで相談して用意したのが「お水」「砂糖水」「食塩水」「氷水」「絵の具を溶いた水」「消毒液を混ぜた水」
結果は、いずれも凍らずでしたが、ここまで考えるのが楽しかったようです。

アスク高津保育園では、「STEAMS」保育を実践しています。
STEAMSは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、
Art(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字をとった「STEAM教育」に、
Sports(運動)を連動させた試みです。
「どうして?」から「知りたい」気持ちを育む「課題解決型学習」を身につけ、
自分らしく、生きる道を歩み、どんな時代にも対応できる資質と能力を培いたい。
自分らしく、生きる道を歩み、どんな時代にも対応できる資質と能力を培いたい。
そんな思いから、日々、このような問いかけや実験を行っています。
勉強が「やらされるもの」になる前に、楽しく学ぶことを、知ってほしいと思います。
さてさて、乳児さんはと言えば…雪を使って楽しくおままごとなどを楽しみましたよ!

雪の冷たさ、柔らかさ、溶けていく感じ。全身で感じ取りました。
お友達とのおままごとや見立て遊びも、学びが沢山ですね。