11月の様子
今年も新米を使っておにぎりを握りました。
研ぐ前のお米を触り、じっくりと観察する子ども達。
お米のおいしい研ぎ方を終えてもらい、順番に挑戦しました。
「おいしくなぁれ!」と言いながら上手に研ぐことができました。
とぎ汁の色が透明に近づいたら炊飯器に移します。
遊んでいる間に美味しいお米の匂いが漂ってきました。
そして、給食の前におにぎりを握りました。
とても美味しく出来たようです。
『野菜博士になろう』をテーマに取り組んでいる食育ですが、
「野菜のおなか」という絵本を見ながら様々な野菜の断面を見ました。
りんごが美味しい季節となったので、りんごのお腹はどうなっているか実際に見せてもらいました。
縦に切った時と横に切った時では、切り方によって断面に違いがある事も分かりました。
飾り切りが得意な給食の先生に『りんごの飾り切り』を披露してもらいました。
包丁さばきに興味津々な子どもたち。
素敵なりんごにみんな大きな歓声を上げていました。
おひさま組の子ども達がキッチンの先生におつかいを頼まれて『ベレッシュ』までお買い物に行ってきました。
次の日の給食で食べる『ホワイトシチュー』に入れる野菜を中心にたくさんの品物を買いました。
お店に入る前に、保育者の話をしっかりと聞き、買う物の確認をしました。
「どの白菜にしようかな」
「このキャベツ大きいね」
「いろんなお芋があるね」など発見がたくさんありました。
商品を選ぶ際、どうしても触ってみたくなる気持ちになりますが、他のお客さんの事を考えて、むやみに触ってはいけない事も教えてもらいました。
お買い物中は地域の方にたくさん声を掛けてもらい、とても温かい気持ちになりました。
今回のおつかいでは棚に置いていない品物が売り切れかどうかを自分達で店員さんに確認するなど、貴重な体験もできました。
お店の方の心優しい対応にたいへん感謝しております。
たくさん買った野菜をみんなで手分けしてリュックに入れて持ち帰りました。
帰り道は、いつもより後ろ姿がたくましく見えました。
園に帰って来て、キッチンの先生に「おつかいしてきてくれて、ありがとう」と言われると更に誇らしげの表情の子ども達でした。
雨上がりの午睡明け、2階の保育室から大きくてきれいな虹が見えました。
一人の子が「虹が出ているよ!」とみんなに知らせ、観察会が始まりました。
保育者が「全部で何色でしょう」と問いかけると「ピンクと、黄色と…」と言いながら色を探して数を数えていました。
天候の悪い日や気温が低い日は室内で過ごしていますが、室内でも季節に因んだ遊びや身体を使った遊びが出来るよう工夫しています。
先日、ほし組、そよかぜ組の子ども達は、さつまいもを作って『おいもほり』をして遊びました。
「とれたぁ!」と大喜びでした。
つき組の子ども達は、幼児クラスのお兄さんお姉さんの真似をして、運動会でやっていた『玉入れ』に挑戦しました。
少しずづルールのある遊びも楽しめるようになり、友だちを応援することもできるようになっています。
12月の発表会に向け、劇や合奏の練習が始まりました。
異年齢で取り組んでいますが、おひさま組の子どもたちが下の学年の子を気に掛けながら、協力して練習する様子も見られています。
練習では、つき組ほし組そよかぜ組の子ども達がお客さんになってくれることがあります。
気に入ったセリフを真似する子もおり、とても微笑ましい光景です。
本番は、たくさんのお家の方の前で披露するのでドキドキするかと思いますが、皆で力を合わせて楽しくできますように・・・。
劇の様子を見たつき組の子ども達も、お部屋に戻ると『3匹のこぶた』の劇ごっこをしていました。
幼児クラスでは、様々な玩具で年齢関係なく好きな遊びを楽しんでいます。