11月の様子
おひさま組の子ども達が、先月刈った稲の脱穀に挑戦しました。
白いお米にする為にはどのようにしたら良いかアイディアを出し合い行っていました。
始めは指先を使ってもみ殻を剥いていましたが、キッチンにある様々な道具を使いながら、籾摺りの方法を模索していました。
すりこぎ棒が一番、籾摺りをするのには最適だったようで、友だち同士で協力して行っていました。
「お米を育てて食べるって大変な事なんだ」と実感した子ども達です。
11月23日の勤労感謝の日にちなんで、おひさま組の子ども達がお家の方に向けて「ありがとうの会」を行いました。
ありがとうの会では、お家の方と一緒に『芋煮作り』をしました。
ありがとうの会に向けて、様々な準備をしてきた子ども達。
お家の方に感謝の気持ちを込めたメダルを作成したり、芋煮のメニューを考えたりしました。
芋煮は東北地方でも具材や味付けに違いがあるように、家庭により入っている具材が異なります。
子ども達には、給食の先生から「お家で食べている芋煮のレシピを書いてくる」という宿題が出されました。
レシピが集まると、おひさま組の子ども達が見比べて『オリジナルの芋煮メニュー』を考えました。
メニューが決まると、必要な食材を買いにベレッシュまでお買い物に出掛けました。
買い忘れがないよう、事前に誰が何を買うか相談し、担当を決めています。
人参や白菜、大根、里芋、しめじなど「美味しそうなのはどれかな?」とよく見て選んでいました。
お店では他のお客さんに迷惑をかけないよう、小さな声で話したり広がり過ぎたりしないように気を付け、マナーを守って買い物をする事が出来ました。
自分達で育てたお米だけでは足りなかったのでお店でお米も買いました。
お米には様々な種類がある事を店員さんに教えてもらいました。
「こしひかりは、冷めてもおいしいよ!」と教えてもらったそうです。
大きくて重い野菜もありましたが、協力して買って帰って来ることが出来ました。
とても楽しいおつかいになりました。
ありがとうの会の前日にはお米の精米をしました。
精米されていく様子を興味津々で見ていました。
『ありがとうの会』当日は、早くからお米を研ぎました。
芋煮はお家の方にも少しお手伝いをしてもらい、一緒に作りました。
順番に包丁で切ることにも挑戦しました。
芋煮が煮えるまでの間、お家の人とふれ合い遊びをしたり玩具で遊んだりしました。
サプライズで作ったメダルのプレゼントもしました。
その後、お家の方が懇談会をしている間にお家の人の分と自分で食べる分のおにぎりを握りました。
「おいしくなぁれぇ!」と願いを込め、愛情たっぷりのおにぎりになりました。
完成した芋煮は、とても優しい美味しさで、鍋が空っぽになるまでおかわりをして食べました。
『ありがとうの会』は大成功でした!!
今月は、『運動教室』がありました。
あいにくの空模様で、室内で行いましたが、講師の方と楽しく身体を動かす事が出来ました。
今回のテーマは『キャッチボール』
運動教室では、楽しく身体を動かしながら様々なスポーツに触れています。
また、運動を通して『挨拶』や『決まりを守ること』の大切さなども学んでいます。
明るくて元気な講師の方々は子ども達に大人気です!
今月のかがく遊びは『野菜は浮くか沈むか…』について実験をしました。
「かぼちゃとキャベツは大きいから沈むと思う」
「なすは、浮くかもしれない…」など初めに予想を立てる子ども達。
小さいクラスの友だちを呼んできてお客さんになってもらい、『サイエンスショー』をしました。
とても真剣な表情で見ていました。
「土の上に出来る野菜は浮いて、土の中に出来る野菜は沈む。…でも、なぜキウイフルーツは沈むのか…。」
不思議なことがたくさんありますね。
天気が良い日が続き、戸外でのびのび身体を動かして遊んでいます。
寒い冬に備え、戸外で元気に遊び、健康な身体づくりをしたいと思います。