幼児クラスの室内環境

こんにちは、アスク日吉本町開善保育園です!

今回は、保育園の幼児クラス(3-5歳児)の保育室の環境をお伝えします。
保育園生活の中で、遊びはとても大切な活動です。保育室の環境を整え、様々な遊びを設定(コーナー保育)しています。

遊びへの興味や関心は一人一人違います。たくさんある環境の中で、自分のしたい遊びを見つけて遊びこめるのがコーナー保育の良さです。
遊びは学び!!「自分で選び、自分で決める」ことを大切にしています。

⇑ こちらは、3歳児クラスの「はめ込み円柱」です。
同じ円柱の大きさで高さが長いものから低いものに変化していきます。4パターンあり、長さ・面積・体積が変化するものになっていて、一次元、二次元、三次元の量の変化を視覚で感じ取れるようになります。
また、円柱と持つ時の三本指でつまむ動作はお箸や鉛筆をもつ力の基礎となります。

⇑ こちらは4歳児のクラスの「折り紙」の様子です。
4歳児になると、少しずつ自分達で本を見ながら折れるようになってきます。一工程ずつ絵と折り紙を照らし合わせながら合っているか確認しています。自分でできるようになることが増えると、自信にも繋がっていきますね。

⇑ こちらは5歳児クラスの「廃材コーナー」です。
年長だからこそできる環境の一つです。
ご家庭から廃材(空箱・トレー・空容器など)を持ってきていただき、それを切ったり貼ったりしながら自分のイメージで遊ぶものを作ります。つなぎ合わせることがうまくできなかったり、すぐに壊れてしまったりすることを経験しながら、どうしたら頑丈につなぎ合わせられるか、どの道具を使うとやり易いのか、素材と素材の組み合わせを考えたり工夫したりしながら、体験的に学んでいきます。
何事も、経験が力になります。

今回、ご紹介したのはほんの一部分です。
戸外でたくさん体を動かして遊ぶ事と同じくらい、室内でじっくり遊び込む事もとても大切な経験だと考えます。
「子ども達は今、どんな事に興味を持っているのか」「何をしたいのか」「どんな経験が次への成長に繋がるのか」を、園の職員みんなで考えたり定期的に環境を見直したりしながら、こどもたちの活動する場を作っています。