2月は節分での子ども達の様子を紹介します。
1週間前から園内のあちこちから「おには~そと!ふくは~うち!」と子ども達の元気な声が響いていました。
0.1歳児こすもすひまわり組は、口の大きく開いた鬼の箱に豆を見立てたボールをポイポイ入れたり出したりして繰り返し遊びました。
鬼との出会いは、窓越しにハイタッチ。驚きながらも、保育者に抱かれておそるおそるタッチに応じる姿が健気で愛おしいです。
2歳児たんぽぽ組は豆まきに見立てた新聞紙を、壁に貼った鬼の顔に向かって思い切り投げて遊びました。
勇ましい表情で投げていた子ども達も、実際の鬼に出会うと保育者にしがみつき震えています。
勇気を出して保育者と一緒に「おにはーそと!」と投げつけると、それを怖がる鬼さん。
心配そうに近付き、さっきまで投げていた新聞紙を「どうぞ」とプレゼントしてくれる心の優しい子ども達なのでした。
3歳児ばら組は、”赤鬼のあか君と仲良しになりたい”との思いで、一緒に遊ぶ豆まきボードを作って待ち構えていました。
鬼が登場すると新聞紙の豆を渡して「おにはーそと!ふくはーうち!」と鬼と子どもたちが一緒に豆まきをする、というなんとも珍しい光景を楽しみました。
4歳児ちゅーりっぷ組は、本物に負けないほどのこわ~いお面を作りました。
鬼との対面では、勇ましいお面の中で感情をあふれさせる子ども達でしたが、「おやさいたべる」「だいきらいっていわない」「せんせいのおはなしをきく」等と勇気を出して伝えられました。
5歳児さくら組は、自分の弱いところは何か、一人ひとり自分でよーく考えて紙に書いた物を渡しました。
『おこりんぼう』『あばれちゃう』『はなしをきかない』など、自分の苦手なところをじっくりと振り返る子ども達でした。
伝統行事”節分”を通して、こわ~い存在である鬼に子ども達なりに思いをはせている1週間でした。
『じぶんってどんなジブン?』と内面に向き合い『なりたい自分』を意識するとても貴重な機会でした。
春から一つ大きくなる事を楽しみにしながら、今の『ジブン』について見つめなおす子ども達でした。
3月は今年度最後の投稿です。おたのしみに!
アスクわに保育園